ジョージア大統領選 “親ロシア”与党擁立の元サッカー選手選出 現職大統領は職にとどまる意向 一層の混乱も
ロシアの隣国ジョージアで大統領選挙が行われ、ロシアに融和的な与党が擁立した元サッカー選手のカベラシビリ氏が選出されました。 ジョージアで14日に行われた大統領選挙では、選挙の実施に反発する野党が候補を擁立せず、与党「ジョージアの夢」が指名し、唯一の候補となった元サッカー選手で議員のカベラシビリ氏が選出されました。 選挙は憲法改正により、今回初めて国民の直接選挙ではなく、議員らによる間接選挙で行われました。 今回の大統領選挙に正当性はないとの立場を示す親欧米派の現職ズラビシビリ大統領は13日、「大統領宮殿を去らない」と宣言し、任期が切れた後も職にとどまる考えを改めて表明しました。 新たな大統領の就任式は29日に行われる予定ですが、混乱は一層深まりそうです。
TBSテレビ