北区浮間の荒川土手から「ダイヤモンド富士」 ランナーも足止め鑑賞
北区浮間2丁目付近の荒川土手で1月9日、「ダイヤモンド富士」が見られた。(赤羽経済新聞) ダイヤモンド富士は、太陽が昇ったり沈んだりする位置が富士山頂付近になることで太陽の光がダイヤモンドの輝きのように見える現象で、年2回、鑑賞することができる。 この日は晴天で、土手にはランニングする人や犬の散歩をする人などの人出があったが、次々と足を止めて富士山と太陽が織り成す現象に見入っていた。 三脚を据えてその時を待っていた男性は「晴れているのに富士山頂だけに雲がかかっていることがよくあるが、今回は山頂付近にも雲が全くないのでとても良い写真が撮れた」と笑顔を見せていた。 近所に住むという40代女性は「年始早々、新型コロナの影響で緊急事態宣言が発令され気持ちが沈むニュースが多かったが、今日はたまたま土手に散歩に来ていてダイヤモンド富士を見ることができた。すがすがしい気持ちになれた」と話す。 国土交通省関東地方整備局のホームページによると、次回、この場所からダイヤモンド富士を見ることができるのは11月29日・30日ごろの日没。
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