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【動物の「夜間救急病院」密着4日間】 響き渡る鳴き声、ため息そして“慟哭”

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週刊女性PRIME

「夜中に病気やケガをしたら、人間は病院に行けるが、動物にはそれがなかった。動物だって人間と同じ緊急救命医療態勢(ER)が必要。365日、24時間の緊急医療態勢こそが医療の原点だと思って、1977年から始めたんです」 【写真】小宮山院長が診察した顔面が血だらけになった猫、腫瘍が壊死したハムスターほか  東京・武蔵野市の動物病院「三鷹獣医科グループ」の理念をそう語るのは、小宮山典寛院長(72)。  この病院では、犬や猫といったペットだけではなく、鳥や爬虫(はちゅう)類、両生類などあらゆる小動物を夜間でも診る全国でも数少ない緊急動物病院だ。  瀕死の状態で運び込まれる動物と、その命を守る獣医師たちの奮闘ぶりに追った──。

ペットも「かけがえのない子ども」

 9月某日の日曜日、1日目の夜11時過ぎに、オカメインコのモンジュちゃん(7歳・メス)が運ばれてきた。神奈川・横浜市から車で1時間ほどかけてきた飼い主は、 「晩ごはんをやっても目をつぶって反応がないので、心配になって……」  X線検査では、卵がお腹の中に詰まっていた。注射器でその卵の中身だけを抽出。そうした処置の末、殻も無事に排出されて、翌日には退院することに。  日が変わって、深夜2時を過ぎると、白いトイプードルのクーくん(14歳・オス)が、担ぎ込まれた。  東京・府中市から来た50代の飼い主によると、食事後に寝ていたら、急に咳(せ)き込み、ドロッとしたものを吐き出したので心配になったという。  13年前に義兄から譲ってもらい、子どもがいない飼い主夫婦にとり、クーくんは「かけがえのない子どもです」。  X線検査によれば、気管の一部に狭窄が認められ、その影響なのか肝臓や腎臓も悪くなっていた。  酸素室でゆっくり寝かせ、点滴などを試み様子をみて、翌日に退院。 「私も60歳に近いので、いつ病気になって死んでしまうか。私よりペットが長生きするのはかわいそうなので、これが最後のペットだと決めています。だから、少しでも長生きしてもらいたい」

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