健康への影響が懸念される「PFAS」 愛知県岩倉市で国の暫定目標値に近い数値を検出
愛知県岩倉市で、暫定目標値に近い数値が検出されたことが分かりました。 環境省と国交省は今年5月から9月にかけて、全国の水道事業者などに対し、人体に有害な可能性が指摘されている、有機フッ素化合物PFASの検出状況を調査しました。 【写真を見る】健康への影響が懸念される「PFAS」 愛知県岩倉市で国の暫定目標値に近い数値を検出 その結果、国が定める水質管理の暫定目標値を超えたところはなかったものの、1745の水道事業のうち、約2割でPFASが検出されたことが分かりました。 このうち愛知県の岩倉市水道事業では暫定目標値に近い1リットルあたり49ナノグラムが検出されました。これについて岩倉市は、「今回の調査地点は井戸水を水道水として供給していたもので、今後はPFASの値が低い愛知県営の水道水と混合することで数値を下げるよう対応していきたい」としています。 なお名古屋市の水道水からPFASは検出されませんでした。
CBCテレビ