10~30代男女が予想する「今年の漢字」、裏金問題の“裏”を超えネガティブワードがトップに【トップ4】
毎年年末に発表される「今年の漢字」は、日本漢字能力検定協会が「その年を象徴する漢字一字」を公募、最も応募数の多かった漢字一字を京都府の清水寺で発表するのが恒例だ。2024年もいろいろなことがあった。そこで今回は10~30代の男女100人に2024年を象徴すると思う「“今年の漢字”」について予想してもらった。(アンケートサイト「ボイスノート」調べ) ■【一覧表】「“今年の漢字”」予想、裏金問題の“裏”超えネガティブワードがトップは?■ 第3位(7.0%)は、「災」、「裏」。 今年は、例年にない規模の災害が多発したことをうけ、「災」の文字が挙がった。元旦には石川県能登半島で最大震度7の揺れを観測する大地震が発生、建物の倒壊など大きな被害を与え、今も復旧活動が続いている。さらに8月には宮崎県の日向灘を震源とするマグニチュード7.1の地震が発生、気象庁は南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)を発表した。能登地方では9月に豪雨災害で甚大な被害が発生、11月26日には石川県輪島市などで震度5弱の揺れがあり、現地では不安の声があがっている。 「お正月から石川県で地震が起きたり、災害について考えなければと意識した年だったから」(32歳/女性/主婦) 「能登で地震や豪雨による被害があったり、南海トラフ地震の情報が出たりしたため」(21歳/女性) 「元旦から大きな震災があったから」(29歳/女性) 「災害など、大変な1年だったという印象」(39歳/女性/総務・人事・事務) 自民党の政治資金パーティを巡る裏金問題の印象が強く、「裏」という文字を挙げる人も。自民党派閥において、ノルマを越えた分のパーティ券収入を所属議員にキックバックする仕組みがあり、超過分を政治団体の収支報告書に記載せず、議員側が裏金化していたとされる問題が連日報道され、政治への不信感が高まった。 「裏金問題で世の中の動きが変わったから」(32歳/女性/営業・販売) 「裏金などの不正や不祥事が非常に多かった1年だった気がする」(37歳/男性) 「裏金が社会問題になったから」(39歳/男性/専門職) 「不正、不信、不倫、に関わる報道が多かったから」(29歳/男性) 「裏金や裏社会が話題になったから」(34歳/男性/総務・人事・事務)