磐田が残留に望みをつなぐ逆転勝利! 引退発表の山田大記が値千金のPK弾
2024明治安田J1リーグ第37節が30日に行われ、ジュビロ磐田とFC東京が対戦した。 【ゴール動画】山田大記が劇的決勝点! 18位磐田は引き分け以下なら、他会場の結果に関わらずJ2リーグ降格が決まる。連勝が残留の最低条件のなか、ホーム最終戦で8位FC東京を迎え撃った。 前半はお互いにゴールが迫る場面を作り出したが、磐田はジャーメイン良、FC東京は木本恭生らがチャンスシーンで決め切ることはできず。スコアレスで折り返す。 試合の均衡が破れたのは53分、FC東京が先制に成功する。左コーナーキックからパスをつなぎ、東慶悟が柔らかい浮き球を供給。安斎颯馬が頭で合わせてヘディングシュートを叩き込んだ。 追い込まれた磐田は77分、藤川虎太朗が相手DF木本のDOGSO(決定的な得点機会の阻止)を誘って数的有利を得る。すると80分、同場面で獲得したフリーキックで磐田が追いつく。上原力也の丁寧な浮き球にマテウス・ペイショットが頭で合わせて押し込んだ。 さらに88分、相手のハンドで磐田がPKを獲得。今季限りでの現役引退を発表した山田大記がペナルティスポットに立つと、ゴール右下に突き刺して磐田が逆転に成功する。 試合はこのまま終了し、磐田は4試合ぶりの白星を掴んだ。さらに16位アルビレックス新潟が敗れたため、新潟と勝ち点差「3」、得失点差「3」に縮めた磐田は、最終節での逆転残留に望みがつながった。 J1リーグ最終節は12月8日に行われ、磐田は敵地でサガン鳥栖と、FC東京はホームでセレッソ大阪と対戦する。 【スコア】 ジュビロ磐田 2-1 FC東京 【得点者】 0-1 53分 安斎颯馬(FC東京) 1-1 80分 ペイショット(磐田) 2-1 89分 山田大記(磐田)
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