チャレンジャー開幕!添田豪や注目の若手ら勝利
ツアーレベルの大会同様、パンデミックの影響であちこちで開催中止となっているATPチャレンジャーツアーが、ようやくトルコのイスタンブールで幕を開けた。嬉しいことに昨シーズン活躍した注目の若手選手や、日本からは添田豪(日本/GODAI)も出場している。米テニスメディアBaselineが報じた。 【写真】モデルのように高級ブランドを着こなす18歳のムゼッティ! 昨年ITFのランチョ・サンタフェ大会と、「オーランド・チャレンジャー」で優勝、「ATP250 デルレイビーチ」で準々決勝に進出し、世界ランキングを1年で367位から166位まで急上昇させた19歳のブランドン・ナカシマ(アメリカ)。 「全豪オープン」予選は残念ながら1回戦敗退だったが、この「イスタンブール・チャレンジャー」(トルコ・イスタンブール/1月18日~24日/室内ハードコート)1回戦では地元のCem Ilkel(トルコ)にフルセットで辛勝。途中ドロップショットからジャンプしてのバックハンドボレーといった鮮やかなショットも見せた。 一方、昨年3月に「ATP250 サンティアゴ」でツアー初優勝を遂げた20歳のチアゴ・ザイブチ ビルチ(ブラジル)は、第2シードで出場したものの初戦敗退。現在世界118位のザイブチ ビルチは、これで昨年9月から9連敗と不振が続いている。 世界134位、第8シードの添田は、1回戦で世界167位のアレハンドロ・タビロ(チリ)に6-3、6-3でストレート勝利。2回戦では世界155位のタロン・グリークスプア(オランダ)と対戦する。 また昨年の「ATP1000 ローマ」でスタン・ワウリンカ(スイス)と錦織圭(日本/日清食品)を破るという大金星を挙げて一躍注目を浴び、イケメンでファッション雑誌の表紙も飾った世界129位、18歳のロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)もストレート勝利で1回戦を突破。 無事開幕したチャレンジャーツアーだが、3月以降の予定は発表されていない。先日、アメリカのクリーブランドで3月下旬にチャレンジャー大会を開催するという計画が明らかになった。実現すれば多くのアメリカ人選手が喜んで出場することだろう。 (テニスデイリー編集部) ※写真は「ATPカップ」での添田豪 (Photo by Paul Kane/Getty Images)
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