【次回注目馬】7ハロン戦でスピード見せた良血アンブレラデート 三浦「近いうちにチャンス」
◆アンブレラデート(2月21日、阪神6R・3歳1勝クラス、芝1400メートル=2着) 促してハナ。最初の3ハロンが34秒1と楽なペースではなかったが、折り合いはついていた。直線は坂を上がってからも余力十分。上がり3ハロン35秒1でまとめた。馬場状態がいいとはいえ、1分20秒7の走破時計は優秀。今回は勝ち馬グレイイングリーンの決め脚を褒めるるしかないだろう。 新馬(1着)、2戦目(6着)はいずれも芝のマイル戦。間隔を空けてじっくり調教を積み、体力の強化があったことも確かだが、レース前に陣営が「カッとした気性。1400メートルがいい方に出そう」と話していた通り、距離短縮でスピード能力を存分に発揮した。 初めてコンビを組んだ三浦皇成騎手は「いいスタートが切れて、リズム良く運べました。今日は勝ち馬の切れ味が違いすぎましたが、最後までバテていません。近いうちにチャンスがあると思います」と評価した。 母はG14勝のダイワスカーレット。良血が飛躍へのきっかけをつかんだ一戦だったと言える。(吉村 達)
報知新聞社