<木村佳乃>バラエティー出演も話題 40代で“第2次開花” 「恋する母たち」CP明かす魅力
それから1~2年ほどの時間がたち、正式にドラマ化が決定。「女性誌に柴門さんが書かれるというのが今までなかったので、すごく女性目線の物語になるんだろうなと思いましたし、何よりタイトルが面白そう」とキャッチーなタイトルに惹(ひ)かれた。また、登場人物たちが魅力的で、「『誰がこの役をやるんだろう?』と考えているときが楽しくて、制作意欲が湧く原作だった」と明かす。
◇「イッテQ!」出演も話題に 「今、木村佳乃さんってすごくすてき」
木村さん演じる主人公の杏は、旅行代理店で働く夫と一人息子の3人で生活を送っていたが、ある日、夫が失踪し生活が一転。シングルマザーとして息子を育て、この春に有名進学校に入学させたという役どころ。家族と幸せに暮らしているつもりだったが、夫が愛人と駆け落ち……。磯山さんは、「杏は実は逆境の人だし、それでいて強いし、ひたむき。すごく芯の強いというのが木村さんに合っているなと思った」と起用理由を説明する。
また、木村さんについて「仕事をすごく楽しんでやってらっしゃる感じがいいなと思う」と話し、「原作の杏より、もうちょっとからっとするというか。とてもポジティブな方なので、明るい持ち味が足されて、そのほうがいいなと思って」と続ける。
そんな杏は、視聴者から「一番共感を得るキャラクター」ではないかと磯山さんは考えている。「『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)などバラエティーで見せる顔と、女優の顔と両面ありますし、『今の木村佳乃さんってすごくすてきだな』と思ったのがキャスティングの決め手ですね」と明かす。
木村さんは近年、「世界の果てまでイッテQ!」で、体を張った企画に果敢に挑戦し、「芸人以上に度胸を見せる」「芸人殺し」と話題を集めてきた。「木村さんって、40歳ぐらいから“第2次開花期”というか。バラエティーもそうですし、『はつ恋』(2012年放送)というNHKのドラマがあって、すごくせつない演技をされていて。若い頃もご一緒したことがあるのですが、全然違うように見えたんですよね」と話す。