<木村佳乃>バラエティー出演も話題 40代で“第2次開花” 「恋する母たち」CP明かす魅力
柴門ふみさんの同名マンガをドラマ化する、女優の木村佳乃さん(44)の主演作金曜ドラマ「恋する母たち」(TBS系、金曜午後10時)が、10月23日にスタートする。同じ高校に通う息子を持つ3人の母たちの恋愛と友情を描いたラブストーリーで、かつての「金曜日の妻たちへ」(同局系)をほうふつとさせる作品だ。恋する母を演じる木村さんについて、今作を手がける磯山晶チーフプロデューサー(CP)は、「木村さんって、40歳ぐらいから“第2次開花期”というか。今、またすごくすてきだなと思ったのが決め手です」と話す。1996年放送のドラマ「協奏曲」(同局系)でも木村さんと仕事をしたという磯山さんに、当時のエピソードや、木村さんの魅力を聞いた。 【写真特集】派手すぎる! 木村佳乃がヒョウ柄スカート&ファーで
◇連載初回の時点で、ドラマ化を申し込み
ドラマは、女性週刊誌「女性セブン」(小学館)で2017年から今年7月まで連載された、柴門さんの同名マンガが原作。木村さん、吉田羊さん、仲里依紗さん演じる、秘密と悩みを抱える美しい母たちの三者三様の運命を描く。木村さんが主人公の石渡杏、吉田さんが杏と同じく名門校に通う息子と、売れない小説家で主夫という夫を持つキャリアウーマンの林優子、仲さんが2人と同じ名門校に通う長男のほか2人の娘を持つ3児の母で、法律事務所の代表という夫を持つ蒲原まりを演じる。
阿部サダヲさんが、チャリティーイベントで出会ったまりに一目ぼれし、強引に誘いをかける人気落語家・今昔亭丸太郎、小泉孝太郎さんが、杏の前に現れる夫の駆け落ち相手の夫・斉木巧、磯村勇斗さんが、優子と同じ会社で働く優秀なイマドキ部下・赤坂剛を演じる。3人の母の息子たちを、奥平大兼さん、宮世琉弥さん、藤原大祐さんが演じる。
脚本は大石静さんが担当する。主題歌は、シンガー・ソングライターの松任谷由実さんが今作のために書き下ろした「知らないどうし」。
編成部のドラマ統括として、ドラマ原作を探したり、企画書を募集したりする立場だったという磯山さん。今作のドラマ化の背景について、「柴門さんの新連載のタイトルが『恋する母たち』だと聞いて、これは絶対に面白そうだと。連載第1回で、小学館さんに映像化したいって申し込みに行ったんです」と当時を振り返る。