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コロナで大学やめる前に 無利子の奨学金や給付金活用

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NIKKEI STYLE

経済的理由で大学や短大、高等専門学校などに進学することができないという学生が増えています。そのような学生にも学びの場を与えるために、2018年から「給付型奨学金」が始まりました。対象は住民税非課税・生活保護世帯です。 これが2020年4月に拡充され、「高等教育の修学支援新制度」、いわゆる高等教育の無償化となりました。大学の無償化などとして話題が広まりましたので、聞いたことがある方もいらっしゃるでしょう。 対象が住民税非課税に準じる世帯まで拡充され、授業料・入学金の減免と併せて利用できることになったため、自己負担が少なく学校に通えるようになったのです。給付や授業料、入学金の減免額は、進学する学校の種類や自宅通学か、自宅外通学かにより変わります。また、利用には進学先が対象になっていることが必要なため、検討されている方は確認が必要です。

■新型コロナによる家計急変にも

この制度は新型コロナウイルスの影響による家計急変で、修学の継続が困難になってしまった学生にも適応されることになりました。収入要件や家計急変の事情に関する要件などはありますが、学費などに不安を抱える学生には心強いことでしょう。 私は大学など学校の事情に精通しているわけではありませんが、大学生の娘を見ていると、学生の環境はガラリと変わったようです。 授業料を納めているので、時期をみて授業は始まったのですが、徹底的に対面を避け、オンライン授業。実技の確認もオンラインで行われます。オンラインの環境がスマートフォンだけという学生は、料金の負担が大きくなる場合もあるようですし、オンラインで問題なく学習を続けられる環境がない学生もいるようです。 他の大学では「授業料返還運動」で学生に一律5万円給付したり、オンライン化の負担軽減のために毎月1万円を支給すると決めたりしたところもあるそうです。このことは報道されていたので、ご存じの方も多いかもしれません。そして、いまだ何も対応していない大学では、学生の運動が続いていると聞いています。 学生も、学業の継続のために、必死です。

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