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三浦春馬さんの境遇に自身を重ねる人々に聞く…「宿命」とどう折り合うか

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デイリー新潮

親子で背負っていた複雑な関係とは

 三浦春馬さんの訃報で改めて、親と子の関係にスポットライトが当たっている。稀代の俳優の境遇に自身を重ねる人々に対し、徳光正行が聞き取って綴った「宿命」とどう折り合いをつけるのかについて。 ***

 三浦春馬さんが亡くなってから20日以上が過ぎました。  関係者や友人、そして恩師にあたる方などの哀悼の言葉を目にしますと、無念さが痛いほど伝わってきます。私の周りで三浦さんと接点がなかった人でも、特別ファンではなかった方でも、彼がこの世からいなくなったことに対する喪失感を口にする人は多数おりました。 多くの人に「ショックと喪失感」を強く感じさせてしまった三浦さんの突然の死。そして様々な証言を通じ、誰からも愛されるキャラクターで、立派な方であったこともうかがい知ることができました。そういったことは「失って初めて気付かされる」ものではなく、ご存命の時にもっと知りたかったと思うと、この死は本当に残念でなりません。改めてご冥福をお祈りいたします。  彼の死後、その死の真相を究明すべく取材をすすめる各報道機関に対して「周りも辛いだろうからそっとしておいてあげられないものか」と思う反面、「マスコミはそれが仕事なので仕方がない」と感じる部分もあり、ジレンマにもかられました。こうやって綴っております私も含めて、なのですが……。  それらの報道の中で一番気になったものは、複雑な母子(継父も含む)関係によって精神的な苦痛を抱えていたことが自死の原因ではないか……と報じるものでした。  記者の方々の熱心な取材によって明らかになったものを論ずるのはいいのですが 、絶対に気を使わなければいけないのは、疲弊しているであろう三浦さんの母親に対する言葉の選び方です。SNSにおける誹謗中傷のスパイラルは当事者を幾度となく追い詰めました。不幸がさらなる不幸を生むという不幸の連鎖を起こすようなことはあってはならない。間違ってもそのような方向に進まないよう、配慮は頂きたく思います。

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