JR大阪駅で開業150周年記念XR体験イベント 過去と未来巡るストーリー
XR体験イベント「タイムトラベル・エクスプレスXR」が9月13日から、大阪ステーションシティ(大阪市北区梅田3)5階「時空(とき)の広場」で開催される。(梅田経済新聞) 【写真】入場時には切符を模した乗車整理券に入鋏する仕掛けも 5月11日から展開しているJR大阪駅開業150周年記念イベント「大阪駅タイムトラベルステーション」の一環。幅広い世代に大阪駅150年の歴史や未来に触れてもらう新コンテンツとして開催する。体験者には、ゴーグルのような形状の「ヘッドマウンディスプレー」を装着して、仮想世界と現実世界を融合した最新技術「XR」を使った映像体験を楽しんでもらう。 ストーリーでは、500系新幹線が変形したライドマシーン「タイムトラベルエクスプレス」に4人の体験者が乗り込み、タイムトラベル。「時空の広場」の大屋根が現在と過去、未来をつなぐ玄関口になり、1874(明治7)年の初代から現在の5代目までの大阪駅駅舎それぞれの時代にタイムワープできる。列車の妖精「ジェルピ」が登場し、歴史や各時代に活躍した列車を紹介する。体験時間は約15分。最大12人が同時に体験可能。 体験中には、ディスプレー越しに「波動銃」に見えるコントローラーを使い対象物を狙い撃ってもらうアトラクションを用意したり、自分や同乗するプレーヤーがゴーグル越しに見るとタイムトラベル専用のスーツを身に着けているように見える仕掛けを施したりして、没入感を演出する。 JR西日本・地域まちづくり本部の辰巳寛明さんは「20代を中心とした若い世代や、小学生の子ども連れファミリー層をメインターゲットに据えている。開発が進む梅田での新しい休日の過ごし方の一つとして楽しんでもらえれば」と話す。 体験無料。開催時間は10時50分~19時30分(4部制、当日会場で各回72枚の整理券を配布)。金曜・土曜・日曜・祝日限定(10月5日、10月14日は除く)。7歳以上対象(13歳未満は保護者の同意が必要)。11月4日まで。
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