痩せない理由は「膣の冷え」にあり!? 簡単&効く対策法4つ[膣冷えチェックリスト付き]
<血行を良くする食事をとる> 健康的な食事はからだづくりの基本です。ダイエットなどと称して、偏った食事をとるのはやめましょう。そのうえで血行をよくするには、血行を改善する食材と、血を補ってくれる食材の両方を摂ると効果的です。 ●血行を改善する食材 納豆、栗、オクラ、さんま、鮭、黒豆、うなぎなど ●血を補う食材 黒ゴマ、キクラゲ、ほうれん草、黒豆、うなぎなど 黒豆やうなぎは血行を改善する働きと、血を補う働きの両方があり、膣冷えの人にはもってこいの食材ですね。
<服装で膣冷えを防ぐ> 膣冷え対策としては、外気によってからだを冷やさない工夫も大切です。腰周りが冷えない服装をするようにしましょう。特に女性はスカートを着用することが多いと思いますが、スカートは下から冷たい空気が入りやすく、冷えの原因となります。スカートを履くときは、ニットスカートなどを選んだり、あたたかい素材のショートパンツを重ね履きするなどして、膣冷えを避けるように工夫しましょう。 ホッカイロを下腹部や腰に貼るとか、よもぎ蒸しパッドを活用するなどの方法もおすすめです。
<漢方薬で膣冷え対策/当帰四逆加呉茱萸生姜湯> 膣冷え対策として、漢方薬はとても効果的です。冷えのような病名がつかない不調は、漢方の得意分野です。ここで漢方薬を服用して、膣冷えを改善できた例を1つ紹介します。 相談者さんは、かなり強い冷えを下半身に感じていました。ところが当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)という漢方薬を服用したところ、2週間後にはお腹周りの冷えが改善したとのことでした。 この漢方薬にはからだを温める生薬に加え、筋肉の緊張を緩める生薬や、むくみを改善する生薬も配合されています。そのため冷えに悩んでいる方やダイエット中の方に適した漢方薬なのです。 ただし、漢方薬はその人に合っているか否かが重要なポイントです。うまく合っていないと、効果が見込めないだけでなく、副作用がおきることもあります。漢方に詳しい医師や薬剤師等に相談するようにしましょう。 最近では、AIを活用して体質に合った漢方薬をプロに選んでもらえる「あんしん漢方(オンラインAI漢方)」というサービスも登場しているので、利用してみるのもよいでしょう。気軽にスマホから、専門家へ個別相談を申し込むことができますよ。