2024年度上半期・バイク試乗レビュー記事ランキングTOP5
5位:ヤマハXSR125/ホンダ モンキー125 原付二種比較試乗
原付二種と呼ばれる125ccクラスのバイクは、日常の足から趣味の1台まで、幅広くバイクユーザーの支持を受けている。その中で「趣味的125」の代表選手と言える、ヤマハのXSR125とホンダのモンキー125を比較してみた。排気量クラスと手動クラッチのMT車ぐらいの共通項しかないが、同時に乗ってみるといろいろなことが見えてきた。 端的に言えば「できることは一緒だが、得意分野がそれぞれ違う」といったところ。モンキー125は、ひとり乗りだったり、前後12インチホイールからくる独特の乗り味だったり、良くも悪くも個性が強くセカンドバイク向きだ。あくまでメインのバイクがあったうえで、“ちょっとキャラクターの尖った2台目が欲しい”。そんな要望を満たすようなマシンになっている。 対して、XSR125のキャラクターはあくまでニュートラル。走りが素直でスポーツライディングのイロハも学びやすい。その一方で、対応速度レンジも広く、二人乗りも可能で実用性も高いから、十分メインバイクを張れる素養を持っている。それこそ、免許をとったばかりのライダーの初めての1台としては自信を持ってオススメできるぐらいだ。
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ヤングマシン編集部