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【G大阪】遠藤保仁、移籍会見全文。「新たなチャレンジにわくわく」将来の復帰希望も

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スポーツ報知

 G大阪は5日、元日本代表MF遠藤保仁(40)がJ2磐田に期限付き移籍することを発表した。期間は来年1月31日まで。遠藤はプロ23年目の今季、元名古屋の楢崎正剛氏(44)が持つJ1最多出場記録(631試合)を更新。今季リーグ戦11試合に出場し、出場試合数は641試合まで伸ばしているが、先発は3試合だった。以下はオンラインで行った会見全文。 ―G大阪・小野忠史社長あいさつ 「まずはじめに、私から今回の遠藤選手の期限付き移籍について説明させていただきます。相手チームとの調整もあったため、発表が本日になったことをご理解いただければと思います。遠藤選手の経歴については、皆様ご存じのとおり、割愛させていただきます。2001年に加入以来、数々の素晴らしいプレーでサポーターやファンを魅了してくださりました。ガンバ大阪の持つ9つのタイトルすべてに大きく貢献してくださり、ガンバ大阪の攻撃的なスタイルをつくった選手と言っても過言ではありません。またJ1リーグ最多記録となる641試合の出場、日本代表の最多記録となる152試合の出場と、ガンバだけでなく、日本を代表するプレーヤーであり、サッカー界のレジェンドであることは間違いありません。クラブとしては最後まで青と黒のユニホームを着て戦ってもらいたい、そして引退後もなんらかの形でG大阪の発展に貢献してもらいたい、という強い思いを持っておりました。そういった中、他クラブから期限付き移籍のオファーが届きました。もちろん、クラブとしては遠藤選手を貴重な戦力として考えており、慰留を前提に話をしましたが、遠藤選手の常に試合に出場したい、新たなチャレンジをしたい、という強い意志を確認しましたので、その考えを最大限尊重し、今回、期限付き移籍を受け入れることにしました。皆様も含め、サポーター、ファンの方々も、遠藤選手の移籍は想像していなかったと思いますが、今後のサッカー人生に悔いが残らないように、新たなチームでも遠藤選手らしいプレーを見せて下さることを心から祈念しております。引き続き、遠藤選手に対するご声援をいただけましたら幸いです。また再び、ガンバ大阪で活躍してくれることを楽しみにしております」  以下遠藤、一問一答  ―率直な気持ちは?  「はい。20年近く、ガンバ大阪でお世話になった感謝と、これから新しいチャレンジに挑んでいく楽しみと両方あります」  ―決断の理由、後押ししたものは?  「まずは新しいチャレンジをしたいという思いと、やっぱり試合にたくさん、出場時間を含めてたくさんゲームに出たい。そういう思いが強くあった中での移籍だと思います」  ―このタイミングになった理由は、先発が少なかったことが要因?  「大きな要因というより、小さな要因ですけど。でも常に競争がある中で、自分がなかなか試合に絡めないときもありましたし、もちろんその中で悔しい思いもありましたし。ただガンバ大阪という偉大なクラブで競争があるのは当たり前、その中でチャンスを生かせなかったというところはあると思います」  ―磐田からのオファー、決断した時期は  「秘密です」  ―誰かに相談した?  「もちろん社長を含め、強化部の方と何度もミーティングを重ねましたし、家族にも相談しました。あとは代理人の方にも相談しました。僕以外の選手には迷惑になる可能性もあるので、相談はしていない。最終的には自分、社長含め会社の方と判断したという形になると思います」  ―家族は?  「寂しい気持ちはあったと思いますけど、試合に出る姿を見たかったんじゃないかなと思うので、家族もガンバには大変感謝していますし、またジュビロさんにも新しいチャンスをいただいたことに感謝していると思います」  ―40歳で挑戦。不安は?  「ないですね、いいチャレンジだと思っています」  ―今目標にしていることは?  僕が向こうにいっても試合にでられる保証は何一つない。新人のような気持ちで、ゼロからのスタートだと思う。新しいチャレンジにわくわくしています」  ―ガンバで得たもの?  「まずは20年近く、同じクラブでプレーさせていただいたことは、本当に自分にとって感謝でもありますし、いろんな監督、選手とたくさん一緒に仕事をすることができて、自分のためにもなっていますし、いい刺激にもなっています。長い年月でしたけどタイトルもたくさん取れましたし、自分のサッカー人生のほとんどをここで過ごしているので、楽しい日々を過ごすことができたと思います」  ―鹿島戦後、セレモニーはなかったが、ファンに向けては?  「レンタル移籍でセレモニーする人はほとんどいないので、やることはおかしいと思いますけど。こういう新型コロナの影響でお客さんも制限されている中、なかなかサポーター、ファンのみさなんにご挨拶する機会はなかったですけど、この場を借りて、僕が入ってきた当初か応援してくださっている方もそうですし、最近ガンバファンになった方もいると思いますけど、すべての人に感謝したいと思います」  ―新しい人生として磐田へ。どんな気持ち、変わらない部分は?  「ぼくはずっと、プロに入ってから思っている、まずはサッカー自体を楽しむということと、20年ぶりの移籍なので、新人の時の気持ちを忘れずにやっていきたいとは思います」  ―今回の期限付き移籍後、ガンバに復帰したい気持ちは?  「もちろん、これだけ長くお世話になったクラブですし、ここ以上のクラブはないとは思うので、レンタル移籍という形で一回離れますが、ガンバに戻ってきたいという気持ちは強くあります」  ―3回目の移籍、次の楽しみはどう見出している?  「まずは新しいチームにいって、新しい監督、新しい選手、知っている選手も何人かいますが、そういう選手とサッカーをする楽しみもあると思いますし、ジュビロ磐田をJ1に上げる、というモチベーションもありますし。あとは新しくレギュラー争いをするという、その楽しみもあります」  ―先ほど、これ以上のクラブはない、という言葉があったが、その決断とのバランスは?  「もちろん簡単な決断ではなかったですし、ここ1週間とかで決めた話ではないので。いろいろな方とコミュニケーションをとった上で、自分の意見を尊重していただいた。長くいればいるほど、決断は難しくなると思いますけど、自分の気持ちは正直に、意見はぶつけましましたし、その中でこの移籍が良かった、と言えるような結果を残せたらと思います」  ―先発機会が減ったことは小さな理由、という言葉があったが、大きな理由は?  「えーと、小さなものがいっぱい重なって大きなものになるので、これはというのはなかなか言いづらいですが、試合により多く、より多くの時間をしたいという思いは常日頃から持っていますし、新しいチャレンジをしたい、というものも持っているので。そういうものが積み重なった中での、今回の移籍になったと思います」  ―起用法が変わり、チームのスタイルが変わった中でも高いパフォーマンスが出していた。自信、今までのスタイルへの自信も決断の理由の一つ?  「チームの戦い方だったり、選手起用は監督が決めることなので。そこに対してどうこういうつもりはありませんし。ただ、何のために練習しているかというと、試合に出るため、そして結果を残すために常日頃練習している。それが発揮できない理由は、自分にもあると思いますし。出たら結果を残せる、という自信もまだ持っています。それをより生かせる状況というのを、今回わがまま言って作っていただいた」  ―またガンバに戻ることを期待するが、ガンバイズムという抽象的なものは、遠藤選手のスタイル、サッカー観によるものが大きい。20年近くプレーして、ガンバに残したもの、こだわってきたものは?  「残してきたものを自分でいうのは言いづらいですね、ただ、たくさんのタイトルに自分がより多くの試合に出て獲得できたことはうれしいことですし、自分のよろこびにもつながっています。時代によってサッカーは変わっていくもので、昔の攻撃的なイメージはより多くの方に定着されていると思いますが、世界をみてもそうだと思いますけど、、2006、7、8年ぐらいと比べれば、よりフィジカル的になっていると思いますし、流れによって若干戦い方が変わることはしょうがないことだと思います。ただガンバと言えば、攻撃的なチーム、というイメージは強いので、それは今後何年続けようが、ガンバ=攻撃的というチームになってもらいたいなと、個人的は思っています」  ―試合に絡めない中で、プレーに飢えている部分は優先した?  「もちろん、出場時間は常に長い時間、試合に出たいというのは、間違いなく今回の移籍理由のひとつではあります。ただ、それだけがクローズアップされるのも僕の中ではどうかな、とも思っています。新しいチャレンジがしたい、というのも思っていましたし。今回こういうタイミングになりましたけど、自分の中で気持ちを整理して、今回のチャレンジをさせていただきました」  ―宮本監督とも選手時代含め長く仕事。最後、どんな会話を? あと混戦J2のイメージは?  「監督からは、感謝という形で言葉をいただきましたし、現役の時も代表のときも一緒に仕事をさせていただいて、自分も感謝しています。今のJ2すべての試合を見たわけではないですが、混戦なのは間違いない。今のJ1と一緒のような、どこか勝ってもおかしくない状況の中で、勝つためにはチームが一体となって、というのは絶対的な要素だと思う。まだジュビロの練習に一回も参加していないですけど、いい雰囲気の中で戦いながら、ジュビロのサッカーはこうだ、ということを示すとこができれば」  ―現代サッカーはハードワーク、高速化、いろいろサッカーは変わっている。その反面、間、プレー強弱などいろいろなものが詰まっている。遠藤選手がジュビロでプレーする中、どんなプレーを?  「自分のプレースタイルだったり、特徴はジュビロのスタッフの方や選手もわかっていると思いますので、それ以上の驚きをプレーで披露できたらいいなと思いますし。ほとんどの選手は初めてやるので、練習から自分の特徴をより明確に伝えていければ。ハードワークだったり、フィジカル重視の世の中になっていますけど、変化を加えられる選手は見ていて楽しいと思いますし、そういう選手になれたらなと思います」  ―今回の移籍という思いが出た時期と、成長したい部分?  「最初の質問は秘密にしておきます。ただ向こうにいって、新しい選手、スタッフとやることで、自分のサッカー観にいろんなものがプラスになると思いますし、いい刺激になると思います。自分のサッカー観を伝えることもそうですし、ないものを得るチャンスでもあると思います。今シーズンいっぱいと期間にしては短いですが、より多くのものを学んでいきたいと思っています」

報知新聞社

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