【チャンピオンズC】マイルCS南部杯組が複勝率46.2% 東大HCの本命は逆転狙うペプチドナイル
前走のリベンジへ
◎ペプチドナイル 3走前のフェブラリーSを11番人気で勝利。近2戦も馬券圏内に入り、フロックではないことを示した。マイルCS南部杯はスタートからレモンポップにターゲットを絞り、最後の直線ではあわや捉えるか、というところまで迫った。 中京ダ1800mは初出走だが、元々フェブラリーS以外の勝ち星はいずれも1700m以上であり、200mの距離延長は歓迎。前走と同様の競馬ができれば逆転の可能性は高い。 ◯レモンポップ 昨年の同レースは距離不安が囁かれたが、大外枠から逃げ切り勝ちを収めた。ただ、明確な同型がいなかったからこそできる芸当でもあった。 今年は6枠のミトノオーがハナを主張しそうで、昨年ほどスムーズには隊列が決まらないと考える。ハイペースの消耗戦になるとやはり距離不安がつきまとう。 またマイルCS南部杯は連覇こそしたが、大差勝ちした昨年よりは見劣りするのも事実。もちろん今年も能力で勝ち切る可能性はあるが、本命にはできない。 ▲ウィルソンテソーロ 昨年の本レースは出遅れから上がり3F最速の脚で2着。その後はマイルのフェブラリーSを除いて大崩れしておらず、ドバイWCでも4着に入った。 JBCクラシックの走りは素晴らしく、4角で先頭に立つと最後は緩めて0秒8差勝ち。昨年よりもパワーアップしている。この馬もレモンポップにリベンジする可能性は十分にある。 以下、前走中央組からサンライズジパング、ガイアフォースまで印を回す。 サンライズジパングはフォーエバーヤングに0秒3まで迫った実績があり、3歳馬【2-2-2-12】のデータ面も後押しする。 ガイアフォースは安田記念でGⅠ馬3頭(ソウルラッシュ含む)に次ぐ4着。ダート経験は一度だけだが、そのフェブラリーSで2着。セントライト記念勝利などもあり距離延長は歓迎で、ハイペースなら好勝負が期待できる。馬券は◎軸の馬連で勝負する。 ▽チャンピオンズC予想▽ ◎ペプチドナイル ◯レモンポップ ▲ウィルソンテソーロ △サンライズジパング ×ガイアフォース 《ライタープロフィール》 東大ホースメンクラブ 約30年にわたる伝統をもつ東京大学の競馬サークル。現役東大生が日夜さまざまな角度から競馬を研究している。現在「東大ホースメンクラブの愉快な仲間たちのブログ」で予想を公開中。
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