芳根京子、10年ぶりTBS連ドラ主演 医師1年目のイマドキ研修医「一生懸命でチャーミングに演じられたら」
笑えて泣ける新しいお仕事ドラマ
俳優の芳根京子が2025年1月スタートのTBS系連続ドラマ『まどか26歳、研修医やってます!』(火曜午後10時)で主演を務めることが24日、発表された。TBSドラマ約10年ぶりの主演、そしてTBS火曜ドラマは初主演となる。共演者に鈴木伸之、高橋ひかる、大西流星(なにわ男子)が出演することも分かった。 【画像】「これは可愛すぎ」とファン絶賛…芳根京子が公開したほぼすっぴん顔 本作は、水谷緑著『まどか26歳、研修医やってます!』『あたふた研修医やってます。』『離島で研修医やってきました。』(KADOKAWA)を原作に、“お医者さんだって、幸せになりたい!”と願う主人公の研修医が、令和の働き方改革で変わりゆく医療現場で、「研修医はお客様」と皮肉を言われ戸惑いながらも、ベテラン医師たちの試練に立ち向かい、同期の仲間たちと励まし合って、医師として女子として、人生と向き合う濃厚な2年間を描いた成長物語。 芳根は、13年にドラマで女優デビュー後、オーディションでTBS金曜ドラマ『表参道高校合唱部!』(15年)の主演に抜てき。その翌年にはNHK連続テレビ小説『べっぴんさん』(16年)でヒロインを務め幅広い世代から注目を浴びた。 そんな芳根が演じるのは、医師1年目のイマドキ研修医・若月まどか(わかつき・まどか)。まどかは、昔から勉強ができたため、周囲におだてられ医学部に入学。研修医の第一歩を踏み出したものの、令和の働き方改革で変わりゆく医療現場のまさかの逆境に戸惑いを隠せない。研修医の2年間は医師として女子としての人生の2大選択が一気に訪れる大切で大変な時期であるが、「なんとかなるっしょ!」が口癖ののんきなまどかは、同期の研修医たちと日々過ごす中で自分の仲間が将来のビジョンや考えをしっかり持っていることに驚きを隠せずあたふたしてしまう。悩みが尽きない限られた2年間という歳月の中で、イマドキ研修医のまどかは、数々の試練と立ち向かいどう成長していくのか。 主人公・まどかが最初に研修する先となった外科の指導医・菅野尊(かんの・たける)役には、火曜ドラマ『G線上のあなたと私』(19年)以来約6年ぶりの火曜ドラマ出演となる鈴木が決定。鈴木が演じる外科医の菅野は、ストイックでクールな性格で研修医たちが憧れている存在。仕事人間であるが故に、自分にも研修医であるまどかたちにも厳しくとっつきづらい部分はあるが、患者にはとても親切で、時折優しい笑顔を見せることもある。実は方向音痴というお茶目な一面も。 主人公・まどかの医学部時代からの同期でよき仲間である研修医・尾崎千冬(おざき・ちふゆ)役には、ドラマストリーム『村井の恋』(22年)でTBSドラマ初主演を務めて以来、約3年ぶりの出演となる高橋が決定。 高橋が演じる千冬は、サバサバしていて意志が強く、将来のビジョンがはっきり見えており、のんきなまどかに突っ込みを入れたりもするアグレッシブな性格。研修医のうちに生涯のパートナーを見つけ“旦那と共に開業”を夢見て婚活にも奮闘しており、自立した医師を目指している。また、焼酎好きで豪快な一面があるのも楽しみな役どころの一つだ。 そして、同じく主人公・まどかの医学部時代からの同期の研修医・五十嵐翔(いがらし・しょう)役には、TBS連続ドラマ初出演となる、なにわ男子の大西が決定。大西が演じる五十嵐は、親が医者だった影響で幼い頃から医療現場が身近にあり、医者になりたいという思いは強いが実は血を見るのが苦手。男女問わず愛されるキャラクターで、ときにはまどかや千冬の恋愛にもズケズケとアドバイスする。 そんな五十嵐は、家を継ぐのが当然というプレッシャーがある中で、心の奥底にもやもやしたものを抱えている。芳根との本格的な共演は本作が初となる高橋と大西。同じ研修医同期の仲間として、それぞれ全く違う個性が強いキャラクターの絡み合う化学変化にも期待が高まる。 ドラマでおなじみの医療現場の世界ではあるが、“生命と真剣に向き合う”研修医や医師たちの姿はもちろんのこと、人間味ある本音や決して人には見せることができない日常の裏側までも描かれる、笑えて泣ける新しいお仕事ドラマが始まる。