MYボトルも有効手段!夏本番前に知りたい「すぐできる節電対策」5選
節約アドバイザー・ファイナンシャルプランナーの丸山晴美さんの「食費節約レッスン」で、貯め上手・遣い上手になりましょう。電気代がどうしても上がってしまう夏がもうすぐ来ます。最近は電気料金の上昇が続いているので、特に節電を心がけたいですね。気をつけるポイントを教えてもらいました。 ◇ ◇ ◇ 電気料金の上昇が続いています。グラフは、東京電力が発表した2021年1月~2022年5月までの燃料調整費のお知らせと、平均モデルの影響額をグラフ化したものです。 平均モデルとは、「従量電灯B・30A、使用電力量260kWh/月」の場合で、再生可能エネルギー発電促進賦課金、口座振替割引額、消費税等相当額を含みます。
2021年1月と2022年5月で比較すると、約34%値上がりをしていることがわかります。つまり、同じ使用量でも料金は1.34倍になっているため、家計にとっても大きな負担となります。そして残念ながらこの値上げ傾向はしばらく続くことが予想されます。 夏本番に向けて、今からできる夏の節電対策で、電気代を抑えましょう。
1.家電製品を見直す
以下のグラフは夏の日中の消費電力割合です。多い順に、「エアコン」、「冷蔵庫」、「テレビ」、「照明」となっています。つまり、割合が多いものから節電に取り組むことで、その効果が高くなります。
■古い家電製品は買い換えを検討も 家電製品の耐用年数はおおむね10年と言われます。家電製品は1つ調子が悪くなると相次いで買い換えタイミングが来るのは、タイマーではなく、購入タイミングがほぼ同時だからとも考えられるでしょう。 「省エネ製品買換ナビゲーションのしんきゅうさん」では、2010年製の冷蔵庫を2020年製のものに買い換えると、約37~43%の電気代削減、エアコンは同条件で約12%削減になると試算しています。そして、同サイトでは、「冷蔵庫」、「エアコン」、「テレビ」、「温水洗浄便座」、「照明・器具・LED照明」の新旧比較ができます。夏に向けて、エアコン、冷蔵庫、照明器具の使用年数などを考慮して、買い換えを検討するとよいでしょう。特に、クールシェアとして家族が集まるリビングから買い換えると、節電効果も高くなります。 「省エネ製品買換ナビゲーションのしんきゅうさん」https://ondankataisaku.env.go.jp/shinkyusan/