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【MLB】パイレーツ・アーチャー 胸郭出口症候群の手術で今季絶望

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 日本時間6月4日、パイレーツは先発右腕のクリス・アーチャーが胸郭出口症候群の手術を受け、戦列復帰が2021年になる見込みであることを発表した。アーチャーの来季の契約は年俸1100万ドルの球団オプションとなっており、パイレーツがこれを行使しなければ、大きな対価を支払って獲得したアーチャーは期待に応えることができないままパイレーツを去ることになる。

 今年2月、アーチャーは首の張りを訴えてオープン戦での登板を回避。3月に入ってオープン戦初登板を果たしたが、スプリング・トレーニングが中断される直前に再び首の違和感を訴えていたようだ。その後も様子を見ながら投球練習を続けていたが、胸郭出口症候群と見られる症状を改善するために手術を受けることを決断した。

 胸郭出口症候群の手術を受けた投手が無事に復帰できた例はそれほど多くなく、最近ではマット・ハービーなども手術前のピッチングを取り戻せずに苦しんでいる。再建途上のパイレーツが胸郭出口症候群の手術を受けた投手に年俸1100万ドルを支払う可能性は低いと見られ、アーチャーはこのままパイレーツを去ることになりそうだ。

 メジャー2年目の2013年からの5年間で50勝、2015年から3年連続230奪三振以上(すべてリーグ3位以内)を記録し、2015年と2017年にはオールスター・ゲームに選出されるなど、レイズのエース右腕として活躍してきたアーチャー。2018年7月にタイラー・グラスノー、オースティン・メドウズ、シェーン・バズの3人とのトレードでパイレーツに加入したが、2018年は移籍後の10先発で3勝3敗、防御率4.30、昨年は23先発で3勝9敗、防御率5.19と期待外れの成績に終わった。

 レイズではメドウズが主力打者に成長し、グラスノーもエースへと飛躍を遂げようとしている。2017年ドラフト全体12位指名のバズも将来のエース候補として期待されており、このトレードはパイレーツにとって一方的な「負け」となってしまった。

 アーチャーが離脱したことにより、今年のパイレーツはジョー・マスグローブ、トレバー・ウィリアムス、ミッチ・ケラー、スティーブン・ブロールト、デレク・ホランド(もしくはチャド・クール)の5人で先発ローテーションを形成することになりそうだ。

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