逆恨みされても困る…「嫉妬心の強い人」に振り回されないための3つのコツ
アラサー行動心理士 長谷川ミナの『OLセラピー』の配信です。人間関係の悩みはどこに行っても誰にでもある、当たり前のこと。『OLセラピー』では、よりよいOL生活を楽しんでもうらうために、「疲れない心」を育てていく連載です。さてさて、今回ご紹介するのは「嫉妬心の強い人」に対するお悩みです。 「ココロの悩み」に関する記事をチェック!
【今回のお悩み】
仲のいい同期がいるのですが、私が他の同期とランチに行ったり、話をしているのを見ては「私はつまらない人だから」とスネてしまったり、冷たい態度を取られてしまいます。 私はその同期のことは大切に思っているのですが、他の同期とも普通に話したいと思っています。普段は話も合うし一緒にいて楽しいのですが、このような態度を取られると自分が悪いのかとさえ思えてきてしまいます……。 今後どのように付き合っていくとよいのでしょうか? (28歳・IT・Fさん)
“相手の嫉妬に振り回されないため”の3つを実践してみよう!
(1)嫉妬は相手の心の問題と捉える (2)相手が放ってくる負の感情を受け流す (3)自分が望む友情関係を優先する
(1)嫉妬は相手の心の問題と捉える
Dさんには「私はつまらない人だから」という言葉からも読み取れるように、 “自己肯定感の低さ”が現れています。 このような人は、自分に自信がなく、他人との関係性の中で自分の存在価値を見出そうとしてしまうのです。 つまり今回の場合は「私はFさんにいちばん必要とされている人間だ」と思いたいのです。 その中で、他の人と仲良くしているFさんに対して「私がいちばんじゃなかったの!?」という執着心が湧いてしまったのですね。 Dさんは、Fさんがこのまま自分よりも他の同期と仲良くしてしまうのではないか、私のこと本当は嫌いなのかも、と不安な気持ちでいっぱいなのでしょう。 また、自分の思い通りにならない時に冷たい態度をとって相手に気づいて欲しい、とする行為は、かまってほしいアピールであるとともに自己中心的な考え方でもあります。 本来であれば、Dさん自身が自分の不安な気持ちに気付いて、自信のなさを克服していく必要があるのです。 ここはDさん自身が解決していくべき問題なのだ、と割り切るようにしましょう。