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『鬼滅の刃』完結?ジョジョ方式で続く?予想合戦が過熱 過去ジャンプ作品から展開考察

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オリコン

■連載5年以内で完結するジャンプ人気漫画 連載“引き延ばし説”は断言し難い

 こうした背景から、『ジョジョ』のように「主人公を変更したりして続いていくのではないか?」という意見には説得力がある。それでは『ジョジョ』方式に限らず、このまま連載が続いていくのが濃厚なのかというと、そうでもない。『ジャンプ』はこれまでも人気作品を連載3~5年程度、短いスパンで終わりにしている。  まず『鬼滅の刃』が18日発売号(205話)で完結することが前提となるが、4年3ヶ月の歴史に幕を下ろした場合、1巻辺りに収録される話数的に12月発売予定のコミックス第23巻が最終巻となるのが濃厚。近年でこの規模の完結作品というと、『暗殺教室』(コミックス全21巻、連載期間約3年半)、『斉木楠雄のΨ難』(全26巻、約5年9ヶ月)、『ニセコイ』(全25巻、約4年9ヶ月)などが当てはまり、どれもテレビアニメ化&実写化したほどの人気作品が、コミックス30巻以内かつ連載期間3~5年ほどで終えていることがわかる。  10年以上前に遡ると、『DEATH NOTE』(全12巻、約2年半)、『ヒカルの碁』(全23巻、約4年)、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』(全28巻、約5年)、『I"s』(全15巻、約3年)、『ROOKIES』(全24巻、約5年)、『幽☆遊☆白書』(全19巻、約4年)など多数存在している。※各漫画の連載期間はおおよそ。  よくネット上で「ジャンプは人気作品の終わりを引き延ばす」という声がある。出版不況と言われている中、13日に発売されたコミックス第20巻で累計発行部数6000万部を突破した人気作品『鬼滅の刃』を「このまま終わりにしないだろう」という考えだが、先の例をみる限り、この指摘は必ずしも当てはまらない。もちろん読者人気や作者都合など、連載が続く、終わる理由はたくさんあるが、『鬼滅の刃』が人気絶頂の今終わる可能性も十分に考えられる。 ■ジャンプが苦戦する“子ども人気”を獲得した『鬼滅の刃』 十分貢献した今“有終の美”も  昨年末の取材で『週刊少年ジャンプ』の中野博之編集長は、『鬼滅の刃』と同じく大人気漫画『ONE PIECE』が「あと5年で終わる」という作者・尾田栄一郎氏の発言について「ワンピースは集英社的には永遠に続いてほしい」と本音を語っていた(『Yahoo!検索大賞2019』)。人気作品は永遠に続いてほしい想いは当然のことだろう。  しかし、別の取材では『ジャンプ』の現状として「読者の年齢層が上がっているので、子ども層をどう獲得するかというのに苦戦している。漫画を本で読まない、アニメをテレビの前で見ない世代になっている。子どもたちはYouTubeをやっているので、そこが一番のライバル」と意外な課題を口にしていた。(トークイベント『ジャンプのミライ2018』)  そんな中、昨年末に行われた『ジャンプフェスタ2020』では、アニメで炭治郎役を担当した花江夏樹らメインキャストが出演する『鬼滅の刃』ステージイベントが開催され、小学生以下の来場者が優先的に入れる『キッズエリア』が満席。家族連れが目立ち、一般席もほぼ満席状態で、運営側は急きょ通路に席を設けるほどだった。  また、今月5日に発表された、小学生に「今まで読んだ中で1番好きな本」への投票を呼びかけた第2回『小学生がえらぶ!“こどもの本”総選挙』では、『ざんねんないきもの事典』シリーズが上位を占める中、『鬼滅の刃』のノベライズである『鬼滅の刃 しあわせの花』が10位にランクイン。漫画原作で唯一のランクインとなり、本が苦手な子どもたちも図書館などで読むことが多かったという。  取材を通して感じたのは、子ども人気の獲得が急務だった『ジャンプ』において、『鬼滅の刃』はコミックスの売上を含めて、若年層、もっと言えば児童層の読者獲得に大きく貢献したということ。「作家と向き合い、面白い漫画を作ること」が大切だと掲げる編集部と作者が納得する物語を描けている今、ネット上では「このまま“有終の美”を飾ってほしい」と想うファンも多く見られる。18日、果たしてどのような展開を迎えるのか、今から楽しみでならない。

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