落合博満氏 大谷翔平の新ルーティンに「今更それに気がついたってやつだね」現役時代の驚がく逸話も サンモニ出演で明かす
元中日監督の落合博満氏が7日、TBS系「サンデーモーニング」に出演。番組内でドジャース・大谷翔平選手が6月から取り入れているルーティンが紹介されると「今更それに気がついたってやつだね」と嬉しそうに笑みを浮かべながら評した。 【写真】新ルーティンで打席に入った大谷 そのおかげ?で選球眼も抜群です 大谷が現在も続けているのはバットでホームベースからの距離を測り、打席に立つ位置を決めるというもの。ラインの太さの違いや、球場の違いで生まれる錯覚を消すためのものだが、現役時代に3度の三冠王を獲得した落合氏もその部分を意識していたという。 「俺は現役の時にね、ベースの後ろから打席を見てね、ラインが曲がっていると思えば審判に『消していい?』って聞いて、打席に立ってましたよ。(ホームベース寄りの)前のラインを消すの」と明かした落合氏。「きちんと消して、ラインを自分の頭の中に描いてバッターボックスに立って打っていたというのはあります」と説明すると、共演者は思わず「へーっ」という声をあげ、中畑氏は「やる繊細さが違うよね」とうなっていた。 またホームベースが曲がっている球場もあったことを明かした落合氏。大谷が三冠王を取る可能性について、どの部門がポイントになるかという問いには「全部です」とキッパリ。本塁打部門は抜けているが「安全圏と言われるとまだまだ。可能性はあるにしても安全圏ではない」と評していた。