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志村雄彦、仙台89ERS新社長としての覚悟を語る「皆さんとB1の舞台に挑みたいし、日本一という夢を見たい」

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バスケット・カウント

「彼が先頭に立つのは、我々の意思表示として一番」

写真=©SENDAI 89ERS、B.LEAGUE 仙台89ERSは先日、7月1日に発足する新体制を発表した。2018年の引退後にフロント入りしていた志村雄彦が代表取締役社長となり、社長の渡辺太郎が副会長となる。仙台はBリーグ初年度をB1で迎えるも14勝46敗で降格、その後は年々勝率を上げるもB1復帰には届いていない。その現状を変えるべく社長就任を決めた『ミスターナイナーズ』の心境、また志村新社長をサポートする側に回ることへの渡辺の思いを聞いた。 ──志村さんは現役を引退する際の挨拶で、「次は新たな立場として89ERSが優勝する日を皆さんと一緒に噛みしめたい」と発言しています。この時に社長になる未来は想定できていましたか?  志村 その瞬間にはありませんでした。でも、フロントに入る時にも優勝したいという思いはあったので、GMとか社長といった立場にかかわらず、あの時の気持ちは変わっていません。 ──単にフロントとして働く延長線上に社長はないと思います。社長を引き受けるにあたり、戸惑いはありませんでしたか?  志村 僕は取締役としてフロントに入り、太郎さんと一緒にやっていたので、そういった意味では職員ではなく経営サイドの一人という立場でした。この2年間、GMという肩書で主に編成をやっていたのですが、太郎さんの隣でいろんな勉強をさせてもらいました。このクラブを強くするために、僕が社長になって太郎さんと引き続きやっていけることは非常に喜ばしいです。役職は変わりますが、やることをさらに前進させるための決断だと思いました。不安とか戸惑いというよりは、この難局を乗り越えるためだと。また僕はプレーヤーとして震災を経験していますが、社長になることでこの難局を乗り越える覚悟がまたできたと思っています。 ──渡辺さんにうかがいます。今回の人事はどういった経緯で決まったのでしょうか。 渡辺 2年の任期があって、次の体制をどうするか取締役会で話す中で決まりました。まずあったのは「今までと同じことをしていてもダメだ」という危機感と責任感です。ファンの皆さんが願う強いナイナーズをこの1年で作り上げるために、高校、大学、東芝で優勝経験のある彼が先頭に立って覚悟のシーズンを戦うのは、我々の意思表示として一番だと思います。新型コロナウイルスの影響を受けるシーズンで、私は事業に集中しないといけない。その中で取締役の役割分担を整理して、私たちの意思をお見せするということで今回の新体制を決めました。もともと選手としてバスケに向き合う彼の姿勢が尊敬できたから、一緒にやりたいと考えました。実際に2年間やって、それは間違っていませんでした。今までは支えてもらいましたが、今度は私が支える立場となって、彼がもっともっと成長できるようやっていきます。

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