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休館中に“人間を忘れ始めていた”チンアナゴはどうなった?再開した「すみだ水族館」に様子を聞いた

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FNNプライムオンライン

チンアナゴが“人間を忘れる”異例の事態

新型コロナウイルスの影響で、臨時休業中だった多くの施設や店舗なども営業を再開している。 東京ディズニーランドとディズニーシーは、7月1日から感染対策を行った上での営業再開を始めた。 【画像】日本最大級のクラゲ水槽が7月16日に登場 3月1日から臨時休館していた「すみだ水族館(東京・墨田区)」も、1時間あたりの入場者数の制限や入館前のサーモグラフィーによる検温の実施をするなど対策を講じながら、6月15日に再開した。 そのすみだ水族館で約3カ月半という長い休館中に起きた、思いもよらぬ出来事を知っているだろうか? 同館の公式Twitterで投稿され、話題になっていたのだ。 それがこちら。 緊急開催決定!! 異例の長期休館でいきものたち(特にチンアナゴ)が人間の存在を忘れ始めています だからお願いです。お家からチンアナゴにあなたの顔を見せてあげてください。 「チンアナゴ顔見せ祭り」開催します! 「緊急開催!チンアナゴ顔見せ祭り」というものだ。特にチンアナゴが“人間の存在を忘れ始めてしまった”という未曽有の事態に際し、5月3日~5日のゴールデンウィーク期間中に、ビデオ通話越しに人間の顔を見せてもらうといった試みだ。 チンアナゴは体長約30~40センチで、プランクトンを主に食べる、白ベースの体に黒い点々模様があるのが特徴の海水魚の一種。 ひょっこり姿を出す様子やニョロニョロと水中を漂う姿が癒されると人気ものだが、なんと“人間の存在を忘れ始めてしまった”というのだ。 水族館のいきものが「人間を忘れた」とは、いったいどういうことなのか? 営業再開をしたが、今はどうなのだろうか? すみだ水族館・広報担当の草野拓哉さんに教えてもらった。

チンアナゴたちの健康管理に影響も

ーー休館中にチンアナゴが人間の存在を忘れ始めていたとか? どんな状況だった? 365日お客さまが周りにいることが日常的だった当館のチンアナゴにとっては、休館によってお客さま(人間)がいなくなり“いつもと環境が変化した”ことで、飼育スタッフが近寄るだけで警戒して潜ってしまうようになりました。 すみだ水族館は公式Twitterでその様子を動画で投稿している。遠目に姿を見せていることがわかるチンアナゴが、カメラが近づくと一斉に砂の中に潜ってしまった。 ーーなぜそういう状態になった? チンアナゴはもともと警戒心の強く、周囲の環境が変化すると警戒して砂のなかに潜ってしまういきものです。   ーー人間の存在を忘れると、どういうことで困る? 飼育スタッフが近づくだけで穴に潜られてしまい、姿が見えなくなることでチンアナゴたちの健康管理が難しくなっております。(「元気なのか」「痩せ細ってないか」「病気になっていないか」、各個体の身体などを見て確認します) また健康管理のほかにも、普段群れをなして暮らすチンアナゴたちの群れの構成のバランスが崩れストレスになってないか、喧嘩してないかなど、快適な環境を保てているかどうかも、みんな穴に潜られると確認できません。 ーーでは「チンアナゴ顔見せ祭り」はどういう経緯で行ったの? ビデオ通話越しにお客さまの顔を見せていただくことで、“チンアナゴたちに人間の存在を思い出してほしい”と考えて実施しました。 また、家で過ごすことが多かったお客さまのゴールデンウィークのおうち時間に、少しでもいきものを近く感じていただければと考えました。

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