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緊急事態宣言下の“リアル”南葛SC――東大樹キャプテンが語る特別な2020年シーズン

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SOCCER DIGEST Web

「自分が間に入ってみんなの状況を極力つかみやすいように気を遣いました」

 前代未聞の事態が南葛SCにも影響を及ぼした。新型コロナウイルス感染拡大による活動自粛。新監督を迎え、悲願の関東社会人リーグ昇格に向けて強化をしていたチームも、3月8日以来対外試合がストップした。そしてそのまま緊急事態宣言による活動中断へ。  6月に宣言が解除されるまでの約2か月間、チームはどのような状況下に置かれていたのか。今シーズンから新たにキャプテンに任命された東大樹が、この間の困難と、そして困難の中から得た糧を語ってくれた。 ――◆――◆――  サッカーはもちろん、仕事も生活も全てが一変した。新型コロナウイルス感染拡大によって東京都で緊急事態宣言が発令されていた約2か月間。“やりたいことができない”と多くの人が不自由さを感じる中、それでも南葛SCの東大樹キャプテンは前向きだった。 「チームは自主トレーニングという形で継続的に身体を動かし続けていました。毎週火曜日と木曜日、19:00くらいから選手、スタッフ含めてZOOMでつないでみんなでトレーニングして。みんなの様子が画面に映るんですけど、初めてやった時はみんなの息遣いが画面から聞こえてきてうるさくて(笑)。それでミュートにしようとなったんですけど、やり方が分からない選手の息遣いは相変わらず聞こえてきて。時に楽しく、時にイライラしながらやってました(笑)。普段より早い時間で筋トレをしたり、普段やらないことをしたりと、そういう意味ではすごく充実していましたね」  新監督に代わり、自身も新キャプテンに選ばれ、悲願の関東リーグ昇格へチームの形ができつつあった矢先の自粛期間だった。 「準備段階としてはいい形として仕上がってきた時に、どうしようもない事態になった。個人としては割り切って、準備期間が長くなったくらいの感覚でいました。一方、サッカーボールを蹴れず筋トレばかりですし、やはり外に出ないですから食生活の調整など大変な部分もありました。個人的にはチームのことを考える時間が長くなったかもしれません。スタッフ側も、練習に来ればみんな顔を突き合わせて判断できることができない。かといって電話やネットで一人ひとりに話を事細かに聞くとなると、そこは監督・コーチと選手の間柄だとオープンにしきれない難しさも生じてくる。なので自分が間に入ってみんなの状況を極力掴みやすいように気を遣いました」

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