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ウォーレン、サンダース、バイデン──米大統領選民主党候補は3氏に絞るべき

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The Guardian

 2020年米大統領選の民主党候補は、ジョー・バイデン前副大統領、エリザベス・ウォーレン上院議員、バーニー・サンダース上院議員のいずれかになるだろう。それ以外の候補は適任者ではない。  誤解しないでほしい。どの候補者も素晴らしい。15日に行われた民主党のテレビ討論会に参加した候補者は誰であれ、ホワイトハウスの現住人よりもずっと良い大統領になるだろう。  しかし、現実に目を向けよう。バイデン、ウォーレン、サンダース各氏はそれぞれ、世論調査で約20%の支持率を獲得し続けている一方で、他の候補者たちは1桁台で低迷している。それに有力候補者の3氏には、資金も組織もある。  おそらく、3氏以外の候補者の誰かは、副大統領に選ばれるか、次期政権の閣僚になるか、もしくは候補者争いによる露出のおかげで、上院か下院の議席を獲得するか知事として選出されるだろう。しかし、そういったことは、今回のように過剰に長引く人気予備投票を続ける十分な理由にはならない。  普通の総選挙であれば、候補者が多すぎるからといって問題にはならない。しかし、今回は普通の選挙ではない。今は普通のときではないのだ。念のために言うが、ドナルド・トランプ氏は、普通の大統領ではない。  トランプ氏の弾劾調査は政界を息苦しくしており、今後数か月はそういった状態が続く見込みだ。  一方で、トランプ氏は選挙活動を全力で展開している。共和党全国委員会、特別政治活動委員会(スーパーPAC)、本人の公式選挙活動といった資金調達手段を通じ、これまでに7億3600万ドル(約800億円)以上を調達した。これは、現時点でどの大統領候補よりも多い。  民主党の候補者数が多ければ多いほど、どの候補者にとっても、騒音を破ってメッセージを届けるのは難しくなる。  同時に、有力視されている3氏以外の候補者には、3氏のネガティブな話を吹き込んだり、彼らの公約のあら探しをしたり、彼らを犠牲にして自分の評価を上げたりという攻撃に出るプレッシャーが大きくかかっている。こうした攻撃は、3氏以外の候補者にとっては理にかなっているかもしれないが、民主党全体としては不合理だ。  トランプ大統領は、「国民皆保険制度(メディケア・フォー・オール)」と希望者のみの保険制度のわずかな違いを議論することはないだろう。同大統領は、民主党を共産主義者、そしてそれ以下だと責めるだろう。

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