【会見動画】青島健太氏が埼玉知事選への出馬表明「今必要なのはストーリー」
スポーツライターで元プロ野球選手の青島健太氏が18日午後、さいたま市内で記者会見を開き、8月25日に投開票される埼玉県知事選に無所属で立候補すると表明した。自民党県連から要請を受け、決意した。無所属での出馬となる。 【動画】青島健太氏が埼玉知事選への出馬を表明 「6歳から草加市で育った。埼玉県が大好き。小さな声にも耳を傾け、埼玉県をもっと住みよい、魅力ある県にしていく」と埼玉への愛着を語った青島氏は、「今必要なのは、感動あふれるストーリーとブランドデザイン」だと強調。そのための道筋の参考として国連サミットで採択された持続可能な開発目標「SDGs(エスディージーズ)」を挙げ、「格差をなくし、多様性を認め、環境を守り、子どもたちに充実した教育を提供する。埼玉の歩む道は日本のモデルになる」と述べた。 1985年からプロ野球の東京ヤクルト・スワローズで3シーズン、内野手としてプレーした経験もある。県政を担う意気込みについて「(プロ野球の)初打席はホームランだったが、ここはとにかくどんなことをしても出塁する。そのために全力でやりたい」と語った。政治経験がないことは「いい意味で武器にして、まっすぐ進んでいきたい」とした。 知事選をめぐっては、現在4期目の上田清司知事がすでに不出馬を表明。報道によると、国民民主党の大野元裕参院議員、希望の党を離党した行田邦子参院議員が無所属での立候補を表明している。