「僕も感動した」ダルビッシュ有 投げ合い制した山本由伸を称賛 無安打に抑えた大谷翔平に「気を使っていると思う」とジョーク
◇MLB 地区シリーズ 第5戦 ドジャース2-0パドレス(日本時間12日、ドジャー・スタジアム) 【画像】パドレス先発・ダルビッシュ有投手 パドレスのダルビッシュ有投手が、試合後のインタビューで対戦したドジャースの山本由伸投手をたたえました。 地区シリーズ第5戦に先発したダルビッシュ投手。2回と7回にソロホームランを浴び失点しましたが。7回途中を投げ被安打はわずか3本、4奪三振と好投しました。 打線はドジャース投手陣の前に得点を奪えず。パドレスはリーグ優勝決定シリーズ進出を逃しました。 試合後、現在の心境を聞かれたダルビッシュ投手は「悔しいですね」と一言。「カーブ以外どの球でも、どのカウントでもある程度ストライクが投げられた」と手応えがあったものの、「2本目のホームランが痛かった」と7回にテオスカー・ヘルナンデス選手に浴びた一発を悔やみました。 また、ドジャースは山本由伸投手が先発。5回無失点と好投した山本投手について「ドジャースもいろいろと(選択肢が)あったとおもいますけど、山本君を選んで信頼したというのは僕も感動しましたし、その中でしっかり活躍したというところで、山本君がいい投球をしたのはすごくうれしいです」と先発で投げ合い、ドジャースを勝利に導いた山本投手に敬意を表しました。 大谷翔平選手との対戦も注目された一戦。3打席を無安打に抑え「自分にたぶん気を使っている部分があると思うので」と冗談交じりに話し、「自分がいろいろと考えていたやり方というか、それがうまく出せたのでそういう面では良かったかなと思います」と冷静に話しました。 今季一緒に戦ったパドレスのチームメートに対しては「すごく仲がよかったですね。負けている時でも明るかったですし、勝っている時はむっちゃ仲がいいですし、1年間一緒にいてすごく楽しかったです」と語ったダルビッシュ投手。勝ち進んだ同地区のライバル・ドジャースについても「試合見たらわかるように簡単に終わるようなチームではないですし、ドジャースの人達がいるから僕はここまで頑張れている。ほんとにすごいチームだと思いました」とたたえました。