成田凌、ファンからのマイナスな感想も「光栄」 映画『スマホを落としただけなのに最終章』舞台あいさつ
俳優の成田凌(30)が29日、東京都内で主演映画「スマホを落としただけなのに最終章」(中田秀夫監督、11月1日公開)の完成披露舞台あいさつに共演の千葉雄大(35)、大谷亮平(43)、井浦新(50)と一緒に登壇。シリーズを鑑賞してきたファンからマイナスの感想が届いてきたことを逆に誇らしげに語った。 原作は志駕晃さんによる同名小説。2018年に北川景子主演で初映画化され、20年の第2弾では千葉主演で刑事加賀谷を軸に物語が描かれた。成田は3作目の主人公で連続殺人鬼の浦野役。 成田は「男ばかりの舞台あいさつですけど楽しくいきたい」とニッコリ。これまでも「『スマホ―』を見ました」と言われることが多く、「(もらう感想が)顔を見たくありません、とかトラウマ(心的外傷)ですとか、とにかく苦手ですとか。俳優をやっていないと味わえない感覚で光栄ですね。見てくださってありがとうございます」と晴れ晴れとした笑みを浮かべた。これには千葉も「この顔を3作見続けて、僕もトラウマです」と会場を笑わせた。 また公開を前に成田は「早く感想が聞きたい。作品が手を離れる寂しさはあるけど、いろいろと思うところがある話だと思うので感想が楽しみ」としみじみ。この日は上映後のあいさつで映画のラストについてもトーク。「(最後を)知っていることもあるし試写が終わったとき、笑っちゃった」と明かした。 最後に「7年間続いた作品が最終章、浦野が主人公となりました。7年前よりスマホがみんなの生活に根付いている。生活の中に危険がある、と緊張感を持たせてくれる映画。シリーズで一番面白い作品ができたと思っている。よかったら、スマホで評価していただくのもいいですけど、ご家族、友人へ”言う力”がガチで強いと思うので、皆さん、よろしくお願いします」と呼びかけた。
中日スポーツ