99.9%改善!「声が小さい」という悩みには【1日3分のボイトレ】生まれつきでも問題なし!
声が通らない、何度も聞き返されてしまう、マスク着用で声がこもる……。そんな言葉が思うように伝わらない問題を解決! 声のプロに、通る声を手に入れる方法を教えてもらいました。 1日3分で変わる!改善率99%のボイトレ法 ボイトレ術を教えてくれたのは…… ビジネスボイストレーナー 秋竹朋子先生 ボイストレーニングスクール「ビジヴォ」代表をつとめる声の専門家。声楽家としての顔も持つ。有名音楽大学を卒業し、国際音楽コンクールのほか、数々の受賞歴を誇る。絶対音感を生かした聴力と巧みな技術を掛け合わせた独自のボイストレーニングが話題を呼び、「ホンマでっか?!TV」等、テレビにも多数出演。延べ4万人、300社の企業研修を行う。著書『「話し方」に自信が持てる1分間声トレ』(ダイヤモンド社)も好評。
マスクで表情がわかりにくい現在、声は第一印象にさらに大きく影響する
声が小さいというだけで、人生損してしまうことは案外多いです。ボソボソと聞こえないような声では、たとえ話の内容が素晴らしくても、人の気持ちに響かせるのは難しく、もったいない結果になることも。 声が小さい人が損していることって? ・「頼りなさそう」「やる気がない」「人見知り」などマイナスイメージを持たれる ・一生懸命伝えても、説得力に欠ける ・何度も聞き返され、手間がかかる ・話し相手をイライラさせてしまう 逆に、ハキハキとした話し方や聞き取りやすい声の人が話すと、なにかいいことを言っているような感じがしたり、信頼できると感じたことはありませんか? よく「声が小さいのは生まれつきだから……」という方がいますが、ボイストレーニング次第で、どなたでも通る声を手に入れることができます。今日この場ですぐにできることばかり。みなさんの人生にとって大きなターニングポイントになるかもしれません!
「胸式呼吸」で発声する限り、聞こえやすい声は手に入らない!
話すというのは、息を吐くということ。肺から出した空気が声帯という2枚の筋肉にぶつかり振動して音になります。 「胸式呼吸」に偏った発声は吐く息の量が少なく、声帯の震えが小さくなるため、音が通りにくくなります。声が小さい人のほとんどは「胸式呼吸」寄りの発声をしています。その声の出し方でたとえボリュームを上げたとしても、音は不明慮なままなので、聞こえやすくはなりません。