【下関ボート・GⅡレディースチャレンジカップ】下関と好相性・川野芽唯 大外枠から下克上V狙う
下関ボートの「GⅡ第11回レディースチャレンジカップ」は24日、予選上位の6人によって第11Rで優勝戦が争われる。 ◇ 最後まで絶対に諦めない。川野芽唯(38、福岡)は、大外枠で臨んだ5日目6Rで平高奈菜との3着争いに敗れて4着。レディースCC予選ラストの8Rで田口節子が逃げ、優出には勝利条件だった大滝明日香が2着、細川裕子が4着に終わったことで、予選6位でファイナルに滑り込んだ。 実戦で機力を発揮できていない35号機だが「試運転のよさが出れば勝負になると思う。自分の感触として結構いい」と確かな手応えは得ている。あとは調整を合わせるだけ。下関では直近5節で4優出1V、今回で3節連続6強入りと水が合う。最後は最高の足に仕上げてくるはずだ。 「厳しい戦いにはなると思うけど、チャンスがあるなら頑張りたい。6枠なのでしっかりいい配当を出せるように。それでまた年末に買ってもらえるように頑張ります」 女子賞金ランク16位で迎える優勝戦。2年連続4度目のクイーンズクライマックス出場を自力で決めるためには準V以上がノルマだ。2015年の福岡QC覇者が底力を発揮し、大外枠からの下克上VでQC出場のチケットをつかむ。(海老澤義勝)