アメフト・品川CCブルザイズ「多種多様な越境コラボでCHANGEの加速を目指す」
「最後まで勝ちに対する思いを持ち続けるためにも、健康でアクティブな身体を作り上げて欲しい」と力を込めるのは、米国留学でフィットネスを学び、2020年代にチームへ加入した持田祥太氏。 「トレーニングや栄養学などのフィットネスを多角的に学び、クロスフィットのコーチ・トレーナーになりました。ブルザイズのために何かをしたいとずっと思っていました」 「現役選手のパフォーマンス向上はもちろん、多くの方にクロスフィットやウエイトリフティングの魅力が伝わり、健康でアクティブになって欲しい」とも付け加えてくれた。 ブルザイズ時代は、恵まれない環境で勝利を目指すタフさを経験した。コンディション維持の重要性を熟知している男たちとの共闘は大きな力になるはずだ。
~より良い人生を作り出すためのコラボ
フィールド上のみでなく、「ブルザイズを通じて人生やビジネスを豊かにする」(岸原氏)ことを目指すコラボもある。 「アメフトは体力やパワーだけでなくデータと頭の勝負の部分も大きい。アメフトから統計へ興味をもってもらえたらうれしいです」と笑うのは、ブルザイズがX1昇格を決めた2000年代後半から10年代に副将を務めた表孝憲氏。 「現役時代は多くの仲間と共に仕事をやりくりしながら過ごし、大変でしたが充実したものでした。現役の皆さんが活躍されているのに刺激をいただいてます。グレーター品川を本拠地として、市民チームとして活動の幅を広げているブルザイズを応援しています」 起業家としても著名な表氏は、統計に関する書籍も書き上げているプロフェッショナルだ。 チームOBとはいえアメフトと統計学では何の親和性もなさそうに思えるが、「ブルザイズが大事にしていることがそこにはある」と岸原氏は付け加えてくれる。 「ブルザイズを通じて良い環境と最高の人生を手に入れて欲しい。選手、関係者が統計学に興味を持つことで人生の大きなヒントを得られるかもしれない。ビジネスはもちろん、自分自身の成長にも繋がるとチームの存在価値もあるのではないか。自ら環境を作り出す、がチームコンセプトですから」