剣道練習、ウイルスガードで対策 九州学院OBが贈呈
全国屈指の剣道強豪校、九州学院中学・高校(熊本市)で12日、剣道部OBが、部活動再開後の新型コロナ感染予防に役立ててほしいと、面の内側に装着し唾の飛沫を防ぐ「ウイルスガード」を部員に贈った。 剣道ではつばぜり合いの際に大声を発するため、相手に唾が飛ぶ可能性が高い。全日本剣道連盟が対人的な稽古中止を呼びかける中で、同市西区のOB荒木章博さん(66)が「強豪校が安全対策を示すことで、部活動再開への道筋をつけたい」と発案した。一つ600円のガード80個を自費で購入した。 ガードは、プラスチック製で無色透明。防具の内側からはめこみ、口や鼻一帯を覆うことができる。