【西武】新外国人右腕エマニュエル・ラミレスの獲得発表「実力を発揮してチームの勝利に貢献できるよう頑張ります」
西武は29日、今季、マーリンズでプレーしていたエマニュエル・ラミレス投手と支配下選手契約を結んだと発表した。背番号は56に決まった。 ラミレスは球団を通して「日本でプレーすることが夢でした。ライオンズの一員になる機会を与えていただき感謝しています。実力を発揮して、チームの勝利に貢献できるよう頑張ります。ファンの皆さんにお会いできるのを楽しみにしています」とコメントを寄せた。 ドミニカ共和国出身のラミレスはパドレス傘下マイナーを手始めにブレーブス、ヤンキースなどのマイナーでプレー。今季初めてマーリンズでメジャーに昇格し、リリーフとして15試合に登板し0勝1敗。防御率こそ6・97という数字だが、20回3分の2を投げて21奪三振。右腕からの直球の球速は150キロ台中盤ながら、スプリット、スライダーも武器にしている。 今季、最下位に沈んだ西武はセットアッパーの補強が急務とあって、広池浩司球団副本部長は「強い直球とスプリットに加え、大きく縦に割れるスライダーが武器で、近年は四球も少なく三振を多く取ることができる投手です。勝ちパータンでのリリーフとして期待しています」とコメントした。 ◆エマニュエル・ラミレス(EMMANUEL RAMIREZ)1994年7月15日、ドミニカ共和国生まれ。30歳。パドレス傘下のマイナーなどでプレーし、今季、マーリンズでメジャー昇格。15試合に登板し0勝1敗、防御率6・97の成績を残した。188センチ、86キロ。右投右打。
報知新聞社