Yahoo!ニュース

IDでもっと便利に新規取得

ログイン

藤井太洋さんに聞く「ネットと幸福」 自由を得たはずなのに…不安が生む炎上・攻撃

配信

  • この記事についてツイート
  • この記事についてシェア
西日本新聞
藤井太洋さんに聞く「ネットと幸福」 自由を得たはずなのに…不安が生む炎上・攻撃

「人間は幸せになるために技術を使うことはできる」と語る藤井太洋さん

 小説家藤井太洋さん(47)の転機は2011年だった。東日本大震災直後、津波被害よりも原発事故ばかりが注目され、不安をあおる報道に疑問があった。同年12月、米アップルのスマートフォン「iPhone」で小説を書き始めた。  「科学技術への視線が常に脅威だけで語られていいわけがない。何か自分にできることはと考え、思いついたのが小説だった」  当時はソフト開発会社のITエンジニア。満員電車に揺られる片道50分の通勤だけが執筆時間だった。半年をかけて書き上げた長編を電子書籍として個人出版、12年に電子版で最も売れた文芸書として注目を集めた。13年に専業作家となり、今年3月にはインターネットとの関わりを自伝的にまとめた短編小説集「ハロー・ワールド」で吉川英治文学新人賞の受賞も決まった。  藤井さんが描くのは、最新技術が世界を変える地続きの近未来だ。テクノロジーは人間を変える。時には一人の人生を、そして時代を。  □  □  鹿児島県・奄美大島で生まれ育った少年時代からテクノロジーへの関心が高かったという。  小学1年の頃に台風でバタバタと倒れていたサトウキビ畑は、品種改良で小学3年の頃には半分が倒れなくなった。中学2年の時に買ってもらったシャープ製パソコンで雑誌に載っていたプログラムコードを写して遊んでいた。

本文:2,535文字

写真:3
  • IT業界時代の藤井太洋さんの自伝的小説でもある「ハロー・ワールド」(講談社)
  • 藤井太洋さんに聞く「ネットと幸福」 自由を得たはずなのに…不安が生む炎上・攻撃

続きをお読みいただくには、記事の購入が必要です。

すでに購入済みの方はログインしてください。

税込220
PayPay残高
T-POINT
使えます
サービスの概要を必ずお読みいただき、同意の上ご購入ください。購入後に記事が表示されない場合はページを再度読み込んでください購入した記事は購入履歴で読むことができます。

西日本新聞

西日本新聞の有料記事

PayPay残高使えます