【写真：Getty Images】

　UEFAヨーロッパリーグ（欧州EL）リーグフェーズ第5節、レアル・ソシエダ対アヤックスの試合が現地時間28日に行われ、ソシエダが2-0の勝利をおさめた。この試合で先発出場を果たした日本代表MF久保建英のパフォーマンスについて、現地メディアやUEFA公式サイトが賞賛の言葉を送っている。　 【動画】名門アヤックスを粉砕した圧巻ドリブル突破からのゴールがこれだ！ 　ソシエダを率いるイマノル・アルグアシル監督は、久保やミケル・オヤルサバル、シェラルド・ベッカーなどを先発起用した。67分には、久保のアシストから途中出場のアンデル・バレネチェアが待望の先制点を決める。さらに、85分には久保が得意のドリブル突破から左足でゴールを決めて追加点を奪った。 　UEFA公式サイトは、決勝点となった先制ゴールはバレネチェアが決めたが、真の立役者は久保だ。彼は得意技（ドリブル突破）で相手を崩した。この日本人はメッシのようなゴールで最高のパフォーマンスを締めくくった」と、久保のパフォーマンスを賞賛。 　スペインメディア『MARCA』は、「重要な勝利の立役者となった」と久保が勝利の原動力となったことを指摘。スペイン紙『エル・デスマルケ』は、「チームが攻撃面で良くなかったにもかかわらず、攻撃面で最もトライした選手だった。よくプレスをかけ、後半開始時には絶好のチャンスを得た」と、チームを牽引する活躍を高く評価している。 　スペインメディア『noticias de Gipuzkoa』では、この試合のベストに選出しており、「1点目をいつものようにクレバーな動きで生み出し、チームで最も危険な選手だった。常に違いを作り、素晴らしいゴールもあった」と、ここまでEL無敗を継続していた名門アヤックスに対して、圧倒的なパフォーマンスを残した久保を称賛していた。