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“90秒で3ダウン”の秒殺KO…見た目、実力ともに印象的で「令和のサムライ」と話題

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ABEMA TIMES

 技術よりも気持ちで振り回す豪腕フックが炸裂し、1ラウンド90秒で3ダウン。圧巻のKO劇はもちろん、勝者の印象的なファイトスタイルや風貌が「令和のサムライ」などとネットで話題を呼んでいる。 【映像】90秒で3ダウンの秒殺KO  9月26日に後楽園ホールで開催された「Krush.117」。島野浩太朗と佐野純平の試合は、1ラウンドわずか90秒で3つのダウンを奪った島野の完勝だった。そして長い髪を後ろに縛り、精悍さを増した島野の侍のような風貌もまた、ネット上で話題を呼んだ。  島野は2011年のK-1グループ参戦からトップ戦線で活躍、2018年にはKrushスーパー・フェザー級を戴冠するも、その翌年、西京佑馬に敗れ王座陥落している。激戦区であるスーパー・フェザー級戦線におけるライバルの一人、佐野の台頭を食い止めることで失ったタイトルへの再挑戦も見えてくる。  1ラウンド、佐野の右ローの連打に対して、じっくり構えた島野。さらに佐野の左が顔面を捉えるがものともせず左、右、ボディを連打。さらに強い右フック、右アッパー、振り下ろす左と怒涛の攻撃であっという間に最初のダウンを奪う。  島野の猛攻に飲まれた格好となった佐野の鼻からは、薄っすらと鮮血が。試合再開後も、ガートを固めながら前進する佐野に対して、アッパーから力のあるフックの連打を振り回す島野。さらに右、左ボディを叩き込むと「バシッ」という音とともに苦悶の佐野が後退しながら2度目のダウン。  すぐに立ち上がった佐野が再びガートを固めて前進するも、最後の仕上げに入った島野が、ガードの上からお構いなしにフックを振り回す。あまりの勢いになすすべなく、まるでなぎ倒されるかのように三度目のダウンを喫した佐野。勝負は1ラウンド90秒というスピード決着だった。

 島野の打撃は一見すると荒削りに見えるが、破壊力は抜群だ。この日、ABEMAでゲスト解説を務めた竹原慎二が「緊張しているのか(動きが)固いと思ったんですけど」と驚いた様子で語る一方「打つときに顎が上がっている。危ないかなと思ったが、その前に倒しきった」と島野のKOを称賛すると、視聴者からも「パンチが相当重いんだろう」「この固いまま勝つんだよな…」などの声が聞かれた。  格闘技に対するどこか不器用ながらも真摯な島野の姿勢はマイクからも感じとれた。 「この一戦に向けて決死の覚悟で準備してきました。会場まで足を運んで見てくれたみなさんの存在が、ファイターにとって生きがいになります」  実直な様子で覚悟と感謝を語った島野が深々と頭を下げると「言葉も武士だ」「令和のサムライ」と好意的な声も寄せられた。  この日の解説を務め、過去に島野に敗れたことのある現スーパー・フェザー級王者のレオナ・ペタスも「(試合前の)会見でも試合に向かう覚悟をすごく言葉、表情から感じたんですよ。試合というより(生きるか死ぬかの)死合、戦国武将みたいだった」と話し、島野の戦いぶりを讃えた。

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