サマンサ役キム・キャトラル、『SATC』リブート版の噂のなか自身の今後について語る
『セックス・アンド・ザ・シティ(SATC)』のリブート版が制作され、HBO Maxで配信される――との噂が流れるなか、同作の伝説的キャラ、サマンサ・ジョーンズを演じたキム・キャトラルが先頃、ポッドキャスト番組『Women's Prize for Fiction』に出演した。 キムはインタビューのなかで、『SATC』から永遠に離れる決断をしたことは、自分にとって「ラッキーだった」と発言。また、続編に出演しない意向を明らかにしたことで受けた反発などについても、率直に語っている。 【写真】あなたは誰が好き? 『SATC』の歴代彼氏ランキング キムのコメントのうち、注目すべきことを以下にお届け。
『SATC』出演と降板について
「(出演は)とても楽しかったし、大好きだった。新しいことに取り組むことは、いつでもエキサイティングなことよ。皆がそう思っていたんじゃないかと思うわ」 「たとえそれが唯一の道だったとしても、降板するのはいつでも、少し残念な気持ちになるものよ……でも、その気持ちもまた、手放さなくてはならないもの。“かごの鳥”にはなりたくないでしょう」
映画版『SATC』3作目の降板で経験したこと
「私が出演を断ったことについて、SNS上で大勢の人たちが悲しんでくれたことを覚えているわ。私に対するメッセージのなかには、驚くようなものもあった」 「『私は銀行で働いています。嫌いな人がいるし、働く時間も嫌い、でも私は働いている。だからあなたも演じて!』ってね。私が欲しいものをちょうだい、私は惨めだからあなたも惨めになって、ってことね」 「選択肢があることについて、私はとても幸運だと思っているわ。それは持ち続けたいと強く思っているの。本当に嫌だと思うことをしても、私は何の役にも立てないわ」
今後について
「失うことを経験した私と同年代の女性たちの物語を、自分自身のプラットフォームを通じて伝えていきたいと考えているの。60代になってからこれまで、私にとっての最大の問題は、(家族を)失ったことだったわ。父を亡くし、そして弟を亡くしたから」
キムが語る「今後」のなかに、『SATC』の話はなかった。やはり作品に戻るつもりはなく、その決意は固いということのよう……。リブートの話については、また新たな情報が明らかにされるのを楽しみに待ちたい!