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朝乃山大関とり一発回答のチャンス逃さん!前へ前への攻めで隆の勝との2敗対決圧勝 4場所連続の2桁星

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中日スポーツ

◇大相撲春場所12日目(19日・エディオンアリーナ大阪)朝乃山〇(押し倒し)●隆の勝

 優勝争いに絡む大関候補にとって、4場所連続の2桁勝利は単なる通過点だった。関脇朝乃山(高砂)が立ち合いで力強く右を差し、間合いを取って押し相撲に持ち込みたい隆の勝(千賀ノ浦)に何もさせない。前へ前へ出て、最後は右に動いて圧力から逃れようとする相手を、押し倒しで吹っ飛ばして横転させる圧勝だった。 【写真】一見すると孤独なトレーニングのように見えますが…  2敗同士の優勝争い生き残りを懸けた一番。東前頭9枚目の三役初挑戦を受ける立場にも「自分も挑戦者の気持ちで15日間、戦っている。番付は関係なく、思い切り取るだけだった。捕まえきれなかったのが反省点ですけど」と、切れ目ない攻めの中に課題を見いだす貫禄も。油断はまったくなかった。  大関昇進の目安とされる三役での直近3場所計33勝へ、求められるのは12勝。2桁の星を並べてまずは来場所の挑戦権を確保したが、一発回答のチャンスを逃すつもりはない。  13日目はいよいよ、結びで白鵬に挑む大一番。過去2戦全敗の第一人者を撃破すれば、単なる1勝以上のアピールになる。昇進問題を預かる日本相撲協会審判部の錦戸副部長(元関脇水戸泉)も個人の見解と前置きした上で「それ(33勝の目安)も大事だけど、相撲内容が一番大事だと思う。いい相撲を取って、お客さんを沸かしてもらって。まだ成長期ですしね」と注目する。  朝乃山本人も覚悟はとっくに決まっている。「がっぷり四つは大横綱の形。当たって前に前に攻めるだけ。それで負けたらしゃーない」。気負わずにすべてをぶつける。  新型コロナウイルスの感染防止で外出できない今場所中は「相撲のことを頭から離してます」と、就寝前に海外のアクション映画を楽しんでリフレッシュ。1差で追う優勝争いでも、主役に躍り出るイメージは固まっている。

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