【銀河英雄伝説】あなたが一番印象に残っている「アンドリュー・フォーク」の名言はなに? 3つのセリフを紹介!
田中芳樹さんの小説およびそれを原作としたアニメ「銀河英雄伝説」(通称「銀英伝」)には魅力的なキャラクターが数多く登場しますが、自由惑星同盟軍の「アンドリュー・フォーク」准将といえば、ストーリー上の“憎まれ役”として知られています。 【画像:ランキング12位~1位を見る】 士官学校を首席で卒業したエリートながら、プライドと出世欲の塊のような口先だけの男であり、彼のその行動によって、自由惑星同盟にはさまざまな厄難がもたらされることに。OVA版で彼を演じた声優の古谷徹さんをして、「今まで演じた中で一番嫌いなキャラクター」といわしめるほどでした。 今回はそんな「銀英伝」随一の嫌われ者であるフォーク准将が残した名言(迷言?)の中から、3つをピックアップして紹介しましょう。
●「作戦参謀フォーク准将であります! 今回の遠征は我が同盟開闢以来の壮挙であると信じます!」
銀河帝国のイゼルローン要塞を攻略して名を馳せたヤン・ウェンリーに対抗心を燃やし、出兵案を議会に直接持ち込んだフォーク准将。作戦会議の晴れ舞台で、彼はこのセリフに始まる大言壮語の大演説を披露します。それでいながら具体的な作戦内容は皆無に近く、会議に同席していたアレクサンドル・ビュコック提督には「要するに、行き当たりばったりということではないかな」と酷評されてしまいました。 また、その際にフォーク准将が言い放った「高度の柔軟性を維持しつつ、臨機応変に対処することになる」という、なんとも口先ばかりのセリフも、ある意味いつでも使える便利なフレーズとして有名です。
●「味方のくせにみんな私の邪魔をしようとする……!」
自由惑星同盟軍を迎え撃つ帝国元帥ラインハルト・フォン・ローエングラムの焦土作戦により、侵攻計画は早々に破綻。しかし本人は自身の責任をまるで自覚せず、失敗を他人のせいであると決めつけます。このほかにも「何故私の予定通りにしない!」「役立たずめ!」など、味方を罵るフレーズを並べ立てました。 結局、作戦中止を求めるビュコック提督に叱責された挙句、「転換性ヒステリー症による神経性盲目」を発症して、無責任なまま退場となりました。