堂本光一「頑張りました、自分でも」『SHOCK』25年目2128回の大記録で終幕 今後は専用劇場案も?
「あってはならない事故もありました」幾多の困難を乗り越えた年月
その後の囲み取材で堂本は、記者から「泣きました?」と聞かれると「全然泣いてないですよ」とさっぱりした表情で答えつつ「背負ったものを下せるのかなと思ったんですけど、余計に重たいものがのしかかったような(笑)」と、寄せられる今後への期待に苦笑。 「僕自身がエンタメから降りるわけではないので。誰か後継者が出てくれたらいいんですが」とシリーズの継承を望んだ堂本。随一と言われる堂本のフライングを超える人はなかなかいないのではと言われると「まあ現れないでしょうね」と冗談めかしつつ「記録にしても何にしても、そういうものは破られるためにあるものですから」。 さらに「あってはならない事故もありました。天災もありました。そのたびにエンタメを届けるにはどうしたらいいか考えてきました」と堂本。「自分の体調などで休演したことは1度もなかった。ケガやしんどいこともありました。今だったら止められていたと思う。強行突破だったけど、それができたことが自分には幸せでした」と代役を立てることなく舞台に立ち続けた年月を振り返りつつ、終幕を迎えた今は「いろんなところがボロボロなので直します(笑)」。 最後に、自身にとって『SHOCK』とは?」と聞かれると「永遠、であってほしいです。自分としてもこの思いを持ちながら生き続けることになると思うので」と同作への思いを語り、記者たちからも大きな拍手で見送られた。