米CNNテレビ社長を更迭 視聴率下落、職員に不信感
【ニューヨーク共同】米メディア大手ワーナー・ブラザース・ディスカバリーは7日、傘下にあるCNNテレビのクリス・リヒト社長が辞任したと発表した。CNNは視聴率の下落に苦しみ、リヒト氏への職員の不信感も高まっており、事実上の更迭だった。 【写真】習氏、CNN報道を嘲笑? 全人代で隣席の李強氏と会話
CNNによると、リヒト氏は他のテレビ局でプロデューサーとして活躍した後、昨年5月に社長に就任。著名記者の解雇や人員削減で職員とのあつれきを深めた。アトランティック誌が先週、職員100人以上の聞き取りを基にリヒト氏の社長としての適性を疑問視する記事を出していた。