大家健が7・10大田区での今成夢人とのガンバレ世界王座戦に向けベルト獲り宣言「俺はこの強い今成を倒して絶対にベルトを獲りたい」【ガンプロ】
ガンバレ☆プロレスが6月30日、東京・渋谷区のAbemaTowersで団体史上最大のビッグマッチ「WRESTLE SEKIGAHARA」(7月10日、東京・大田区総合体育館)に向け記者会見を開き、メインイベントで王者・今成夢人の持つスピリット・オブ・ガンバレ世界無差別級王座に挑む大家健がベルト獲りを宣言した。 挑戦者の大家は「9年前にガンプロを旗揚げしました。そのときから知ってる人は、大田区のような大きな会場で試合をすること、そのときレスラーですらなかった今成が今チャンピオンで、その大会のメインで戦うこと。それは信じられないという方もいらっしゃると思います。今成は本当に強くなった。もうすでに超えられてると認識しております。このベルト作ったばかりですけど、私はトーナメントで負けてしまい、チャンピオンになることができませんでした。今成もトーナメントで負けたけど、この間(5・3後楽園)のタイトルマッチで勝った。本当に今成は強いと思います。自分の団体のベルトができたんだったら俺が欲しい、獲りたい。7月10日、俺はこのベルトを、この強い今成を倒して絶対に獲りたいと思います」とベルト獲りを誓った。 今成は「プロレスだけでメシが食えてない者同士のビッグマッチのメインイベント。大家健は居酒屋店員、俺は映像ディレクターやってます。プロレスだけでメシが食えてないかもしれませんが、後ろめたさは1ミリもありません。映像の仕事で徹夜して、段ボールの上で寝たときもありました。それも全部、7月10日のメインにつながっていたんだと思ってます。この生き方で10年以上続けてきました。ガンプロでは9年です。俺のこの生き方全部を7月10日に込めて、大家健を迎え撃ちたいと思っています」と語った。
タイトル戦に向け、大家が肉体改造に取り組んでいることについて、今成は「俺は毎日頑張って生きて、9年間の集大成でこの王座を身に着けました。大家選手、頑張り切れていたのか、たるんでいたんじゃないのか? そう思うこともあります。肉体改造はけっこうです。期間限定でやらないで、毎日取り組んでいたらよかったじゃないですか。期間限定でやってるようなヤツに俺は負けられないんです。いつも頑張ってる毎日のコツコツが、このスピリット・オブ・ガンバレという精神に宿ってると思ってます。俺はそれで戦う。大家選手が今取り組んでることにも俺は負ける気はサラサラないです」と話した。 “期間限定”といわれた大家は「2カ月前までもちゃんとトレーニングはしてました。でも若いときと比べて、なんか違うなと。澤宗紀元選手に体を見てもらって、いろんなトレーナーの人に会わせてもらって、いろんな特訓をしました。すごい気づきがあって。可能性が広がった気がするんです。肉体的だけではなく、精神的にも。澤さんによって、人間改造されました。技術とかスタミナとかは数カ月じゃそんなに伸びないかもしれない。でも精神性とか根気、気力とか、最後にものをいうのはそれでしょ。俺たちはつらい思いしてきたんだよ。プロレスキャノンボールとかで、つらい思いしてきたんだよ。鈴木みのるにメチャクチャ言われたんだよ。悔しかったんだよ。言い返せなかったんだよ。でも、大田区では俺たちがメイン、主役なんだよ。全力を見せて、最後は殴り合いだ。ボロボロになるまで、このベルトかけて、今成と戦ってやるよ!」と反論。