"声出し解禁"に「激熱」「泣きそうになった」スタジアムに響くチャントに歓喜の声「元のJリーグが帰ってきてる感じ」
日常を取り戻すための大きな1歩となりそうだ。 11日にJリーグYBCルヴァンカップ・プレーオフステージ 第2戦、県立カシマサッカースタジアムで行われた鹿島アントラーズvsアビスパ福岡で限定的ながらも"声出し"が解禁された。 【動画】ついに声出し!鹿島ゴール裏でのチャント Jリーグ公式ツイッターは鹿島のゴール裏サポーターによるチャントの様子を公開。多くのファンから「やっと大きな一歩を踏み出した。なんか勇気もらえるなぁ」、「熱すぎる。泣ける」、「これでコロナ大量に出なければ大丈夫かな」、「激熱」、「泣きそうになった」、「元のJリーグが帰ってきてる感じがする」など、感慨に浸る声が上がっている。 この試合では鹿島が2-1で勝利を収めたものの、合計スコアは2-2。アウェイゴールの差によって敗退となった鹿島の選手へは厳しい"声出し"も浴びせられたとのことだが、「まずはブーイングじゃなくて選手を労いましょうよ」とフォローするコメントも寄せられている。 Jリーグは5月17日に、メディアブリーフィングにて公式試合における声出し応援の段階的導入について発表。運営検証対象試合において、条件付きながらも声を出しての応援が認められた。 観客席の一角を座席間隔を広く保った「声出し応援可能エリア」として指定し、「指定エリアでの、不織布マスク着用、身体的距離確保、ピッチを向いた状況での声を出す応援」といった条件が定められている。また、当面は「声出し応援可能エリア」では飲食や飲酒は禁止。アルコール飲料以外の水分補給は可能となっている。 運営検証は12日の明治安田生命J2リーグ第21節の東京ヴェルディvsいわてグルージャ盛岡の試合でも実施。これが声援のあるサッカーを取り戻すための1歩となるだろうか。
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