バイデン氏はどこに消えた、G20集合写真で姿見えず-団結欠如象徴か
ルラ大統領にとって悩みの種となっているアルゼンチンのミレイ大統領はマクロン大統領とともにルラ大統領のすぐ後ろに陣取った。ミレイ、マクロン両氏は今回のサミットで絆を深めたようだ。
一方、ラブロフ氏は一番後方でサウジアラビア外相の隣にひっそりとたたずんでいた。
以前、人権問題などで中国を公の場で非難していた英国のスターマー首相は最前列を確保したが、習主席との間にオーストラリアのアルバニージー首相を挟んで慎重に接触を避けており、両者間の関係が冷え込んでいるのは明らかだった。
集合写真の撮影時に最も印象的だった瞬間の一つは、マクロン氏がラブロフ氏のところまで歩み寄り、短く握手を交わす場面だった。
原題:Where Was Biden? The G-20 Photo Shows Him Out of The Picture (1)(抜粋)
--取材協力:Justin Sink、Brian Platt.
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Flavia Krause-Jackson, Simone Iglesias