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経験のない長期自粛生活がもたらす“アフターコロナうつ”に臨床心理士が警鐘「罪悪感を持たないで」

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ABEMA TIMES

「在宅ワークでようやく人間らしい暮らしが板についてきた矢先、緊急事態宣言解除と聞いた瞬間からの動悸息切れがすごい。奴隷生活に戻りたくない」 「家で仕事できるのだから、このまま在宅勤務を続けさせてほしい」 【映像】“アフターコロナうつ”への対策  新型コロナウイルス対策として発令された緊急事態宣言がきょうにも解除されることを受け、SNSなどで上がり始めた「元の生活に戻れるのか?」という不安の声。長期休暇明けでみられる動悸や頭痛、不眠といった五月病に似た“アフターコロナうつ”が起こる可能性があると専門家は指摘する。

 「今回のポストコロナ、アフターコロナだと、適応障害が起こってくる可能性はある。適応障害の中にはうつ状態に陥る方もいて、そうなってくると仕事・会社をやめたいと思うことがあってもおかしくない。ただ、そこで皆さんに伝えたいのは、適応障害というのは誰にでも起こる可能性があること。少しうつというやや病的な状態で、自分の仕事をやめるとか大きな決断を早まらないでほしい」(東邦大学医療センター・小山文彦教授)  これまで経験した事のなかった長期に渡る自粛生活。元の生活に戻って無理なく働くために、いまできることはあるのか。  「十分な睡眠をとって、覚醒リズムを崩さないということが一番。日々の身体の緊張というものは、じわじわと脳・心の緊張に影響を及ぼしてくることもある。身体の緊張を日ごろからほぐすという習慣を身に着けるために、毎日できることはいっぱいある」(同)

 アフターコロナの働き方――。心の健康を保ちつつ働くためには、これまでとは仕事への意識を変えていくことがポイントになりそうだ。  「せっかくの自分の毎日を“会社に行って働いて帰る”といういわゆる労働のパーセンテージを、これからは少し見直す必要があると思う。割り切ってより仕事をする、より労働者という意識に割り切るというのは、精神的にやってもいいこと。『ここからは自分の時間でさっさと帰れる時は帰る』『私はこう思う』という意見で、なくていいものや不要不急のものが見つかった時は断っていくとか、みんなでやればそういうムードになってくるかもしれない」(同)

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