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ソフトバンク柳田「6・19」へ弾みの号砲 Vけん引約束、掲げたノルマとは

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西日本スポーツ

 福岡ソフトバンクの柳田悠岐外野手(31)が30日、昨年11月に右肘手術を受けた後の実戦で初本塁打を放った。ペイペイドームでの紅白戦に紅組の3番中堅で出場。逆方向への豪快な当たりだった。首周辺の張りのため28日の紅白戦を欠場。翌29日の全体練習も別メニュー調整だったが、2試合ぶりに出場した初打席できっちり結果を残した主砲。納得の一打を弾みにして「6・19」へ状態を上げていく。 【表】紅組3-0白組  鋭い打球音から放たれた美しい放物線を、球場の誰もが見つめた。初回1死二塁。紅組の3番中堅でスタメン出場した柳田が、3ボールからの4球目、高橋礼が投じた外寄りの132キロ真っすぐを捉えた。持ち前のパワーで逆方向へと飛ばした打球は、左翼スタンド中段へ。大きな着弾音をペイペイドーム内に響かせ、気持ちよさそうにダイヤモンドを一周した。  「(打った瞬間の)手応えは本塁打と思った。しっかりバットを振れたと思う。結果どうこうよりも、本当にいいスイングができた」。納得した顔で振り返った実戦での一発は、昨年10月20日の巨人との日本シリーズ第2戦(当時のヤフオクドーム)以来。満足のいくスイングで放った2020年初アーチにも「公式戦やったらうれしいっすけどね」と本音ものぞかせた。  首回りの張りのため28日の紅白戦を欠場。翌29日の全体練習も別メニューで調整したが、影響を感じさせない打撃で見事に不安を払拭(ふっしょく)した。患部の状態について工藤監督は「トレーナーからは問題ないと聞いている」と軽度であったことを強調。本塁打を「完璧です」と手放しでたたえた。  昨季の柳田は左膝裏の肉離れなどで長期離脱を余儀なくされて38試合の出場にとどまり、オフには右肘手術も受けた。雪辱を誓う今季へ、2月の春季キャンプではリハビリ組で慎重に調整を進めた。現在の状態は「50(パーセント)くらい。いろんな打ち方を試している。どう球が見えるか。どういう反応、スイングをしているかが大事。開幕まであまり時間もない。その中で、どうやって打つのが一番いいか、探り探りやっている」。試行錯誤を重ねながら「6・19」を見据えている。  開幕は約3週間後。まずは無観客でのスタートとなるが「全部の試合に出て、一戦一戦チームに貢献してリーグ優勝をしたい。最初はテレビの前でたくさん応援してもらって、球場に来られる時になったら、またたくさん応援してほしい。いい戦いをしていたい」と主砲はチームをけん引することを約束した。あくまで紅白戦での一打だけに、今回はアーチ時におなじみの「3150(サイコー)」パフォーマンスを封印。大勢のファンの前で披露できる瞬間に向け、打棒に磨きをかけていく。 (山田孝人)

西日本スポーツ

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