WHO武漢報告 ヒトへの感染はコウモリ 発生源は…
All Nippon NewsNetwork(ANN)
WHO(世界保健機関)による中国・武漢での調査、その報告書が明らかになりました。これによりますと、ヒトへの感染は、やはりコウモリからの可能性が高かったようです。 1月から2月にかけて新型コロナウイルスの「発生源」などを解明するために武漢を訪れていたWHOの国際調査団。 調査結果について、日本時間今月30日夜に発表される予定です。 WHO、テドロス事務局長:「WHOは、今年の初めに武漢を訪れた調査チームから、新型コロナウイルスの発生源に関する完全な報告書を、この週末に受け取りました」 気になる新型コロナウイルスの発生源については当初、武漢のウイルス研究所が発生源との指摘もありましたが、AP通信などはこの報告書について「武漢ウイルス研究所からの流出は『極めて低い』としている」と報じました。 また、ヒトへの感染については「ウイルスはコウモリから『別の動物』を介して人に感染した可能性が非常に高いと結論付け、生鮮食品からヒトへ感染する可能性は低い」ということです。 しかし、テドロス事務局長は「他の仮説も排除されておらず、さらなる研究が必要」と話しました。 一方で、桜の下、にぎわうのは日本ではなく、イギリスです。イングランド地方では屋外に限り6人までの集まりが認められるなど、一部で外出制限が緩和されました。 イギリスでは成人の6割近くにあたる約3040万人がワクチンを接種しています。感染者数も減少傾向にあり、順調にいけば来月12日からは屋外に限り、パブなどの営業が認められるということです。
テレビ朝日