「いつものおかず」をラクチンに!コロッケ&じゃがいもグラタン【Mizukiさんの新しいじゃがいもレシピ】
どこの家庭にもある常備野菜といえば、じゃがいも。そんなじゃがいもの定番おかずから、「手間」と「時間」を省いてくれるのが、料理研究家のMizukiさんです。おいしさはそのまま、なのに作り方はラクチンにして、いつものおかずを新しく生まれ変わらせてくれます。今回は、おかずの定番・コロッケと、じゃがいものグラタン「ドフィノア」を、Mizukiさん流にアレンジしてくれました! 【画像で確認】「ソーセージ入りドフィノア」ホワイトソースなしでもとろみがつく秘訣は? ▶教えてくれたのは… Mizukiさん 料理研究家。「簡単・時短・節約」「普通のおかずを華やかに」がコンセプト。身近な食材で失敗なく作れるレシピが評判を呼び、雑誌、テレビ、WEBメディアなど、さまざまなジャンルで活躍中。『レタスクラブ』では「Mizukiのコスパ最高!おかず」を連載中。 ■ソーセージ入りドフィノア ホワイトソースを作る必要なし!煮て、焼くだけだから超シンプル! 【材料】(2人分)*1人分457kcal/塩分2.3g ・じゃがいも・・・ 小3個(約350g) ・ウインナソーセージ・・・ 5本 ・ピザ用チーズ ・・・適量 ・玉ねぎ・・・ 1/4個 ■A └牛乳 ・・・2と1/4カップ └洋風スープの素(顆粒)・・・ 小さじ1/2 └塩 ・・・ひとつまみ └こしょう・・・ 少々 【作り方】 1. じゃがいもは5mm厚さの輪切りにする。玉ねぎは縦薄切りにする。ソーセージは3等分の斜め切りにする。 2. 鍋に1、Aを入れて中火にかけ、煮立ったら時々混ぜながら約10分煮る。 3. 耐熱の器に入れてピザ用チーズを散らし、オーブントースターで焼き色がつくまで6~7分焼く。 Mizuki’s Point じゃがいものでんぷんで自然にとろみがつくから、一緒に煮るだけでOK。 ■ラクうまコロッケ 手間を省いてもおいしさはキープ!面倒なコロッケが驚くほどラクに! 【材料】(2~3人分)*1人分364kcal/塩分1.4g ・じゃがいも・・・ 2個(約300g) ・合いびき肉・・・ 80g ・玉ねぎ・・・ 1/4個 ・キャベツのせん切り ・・・適量 ■A └砂糖、しょうゆ、酒・・・各小さじ2 ■B └卵 ・・・1個 └小麦粉 ・・・大さじ4 └塩、こしょう ・・・各少々 └水・・・大さじ1と1/2 パン粉 揚げ油 中濃ソース 【作り方】 1. じゃがいもは2cm角に切る。玉ねぎはみじん切りにする。ボウルにひき肉、玉ねぎ、Aを入れ、菜箸で混ぜる。 2. 口径約20cmの耐熱ボウルにじゃがいもを入れ、1の肉だねを広げてのせる。ラップをかけて9分レンチンする(600W)。熱いうちにマッシャーなどで潰しながら混ぜ、粗熱がとれたら6 等分して小判形にまとめる。 3. 別のボウルにBを入れて混ぜ、バッター液を作る。2をくぐらせ、パン粉適量をまぶす。 4. フライパンに揚げ油を2cm深さまで入れ、約170℃に熱する。3を入れ、時々上下を返しながら両面色よくなるまで4~5分揚げ焼きにする。器に盛ってキャベツを添え、中濃ソースをかける。 Mizuki’s Point 「炒める」も「ゆでる」もなし。下ごしらえがレンチンでできるから、手間なく洗いものも減! * * * 下ごしらえは、鍋で材料を煮るだけの「ドフィノア」と、ボウルでレンチンすればいい「コロッケ」。いずれも本当にカンタンにできて、子どもにも大人気なので、慌ただしい日の夕飯におすすめです。ぜひ作ってみてくださいね。 レシピ考案/ Mizuki 撮影/木村 拓 スタイリング/阿部まゆこ 栄養計算/スタジオ食 編集協力/田久晶子 ※じゃがいもの芽や緑色に変色した部分には、天然毒素であるソラニンやチャコニンが多く含まれています。調理の際にはこれらの部分を充分に取り除きましょう。 ※電子レンジを使う場合は600Wのものを基準としています。500Wなら1.2倍、700Wなら0.9倍の時間で加熱してください。また機種によって差がありますので、様子をみながら加熱してください。 文=高梨奈々